こんにちは、うりちきです。
この日は朝一からバスでローマへと移動します。
フィレンツェからローマまでは約280km、東京から名古屋ぐらいの距離ですね。
移動時間はだいたい3時間強、ツアーバス移動では恒例となったお土産屋さんへの途中立ち寄りを経て、お昼前にはローマへと到着しました。
店員さんにお勧めされて購入したのですが、こちらのクリーム、メンソレータムのように非常にスース―して、イタリアの強い日差しで火照った肌に気持ちいいです。
筋肉疲労にも効くそうなので、歩き疲れ解消にもGood
ローマの街中は大型バスでは移動できないとのことで、お昼ご飯の後に5つの班に分かれてそれぞれミニバスへと乗り込みます。
まずはローマの中にある世界最小の国、バチカン市国を観光します。
バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂を、ローマの現地ガイドさんに連れられてじっくりと見て回りました。
特に美術館に入る前にはガイドさんが非常に時間をかけてそれぞれの絵の意味や鑑賞ポイントなどを解説してくれたので、とても有意義な鑑賞となりました。
ただし解説用の広場は屋外で、この日はまた特段に日差しが強かったので暑くて根を上げそうに。
美術館内には所狭しと彫刻が並べられています。
また天井や床にも余すことなく装飾が施されており、上から下まで目が忙しい。
当然人気観光地でもあるので、特にバカンスのこの時期には非常に人が多いです。
美術館から続くシスティーナ礼拝堂ではあの有名な「最後の審判」を鑑賞することが出来ますが、礼拝堂はあくまで礼拝をする場所なので写真撮影および私語は厳禁。
静謐な空気の中で圧倒的なスケールの天井画・壁画を堪能します。
続いてサンピエトロ大聖堂へ入場します。
こちらもお馴染みとなりましたが、教会への入場となるので肌の露出や帽子の着用は控えましょう。
カトリック教会の総本山、サンピエトロ大聖堂は奥行きが200m以上というとてつもない大きさで、細かなところまで美しい装飾が施されています。
サンピエトロ大聖堂はイエスキリストの弟子の1人「聖ペトロ」のお墓の真上に立っており、聖堂内にもペトロの像が置かれています。
大聖堂のクーポラからはサンピエトロ広場を一望することも出来ます。
ガイドの方曰く、この時期は入場のための列がこの広場をぐるっと半周することもあるそう。
さて、1.5~2時間ほどのバチカン観光を終え、続いてミニバスでローマ市内観光へと移ります。
バチカンは意外と歩く距離が長く、厳しい暑さもあって全員かなり疲労困憊気味。
ミニバス内で水分補給が出来るように、大型バスから手荷物と共に持ってきておくことをおすすめします。
車窓からサンタンジェロ城、ベネチア広場を観光します。
ちらっと通りかかるだけなので、気になる方は翌日の自由行動で見に行くと良いでしょう。
トレビの泉ではミニバスから降りて、お決まりのコイン投げをします。
肩越しに投げたコインが泉に入ればまたローマへ来ることが出来るという言い伝えに沿って、非常に大勢の観光客が泉に背を向けてコインを投げていました。
ちなみに2枚投げると恋人と永遠に一緒にいられる、3枚だと恋人や配偶者と別れられるとされています。(キリスト教で離婚を禁止されていた名残ですね)
その気がない方は間違っても3枚同時に投げないように気をつけましょう。
最後に映画「ローマの休日」でも登場するスペイン広場を観光します。
映画ではオードリー・ヘプバーンが階段に座ってジェラートを食べていましたが、現在はジェラートを含め飲食は禁止されています。
またこちらはショッピング街に面していることもあり非常に人が多いです。
スリも多発するそうなのでくれぐれも手荷物には注意しましょう。
ちょうど私たちが観光したタイミングでもスリがあったらしく、犯人らしい青年を警官が追いかけているところに遭遇してさすがにちょっと吃驚しました。
加えて押し売りも多発する場所なので、花やミサンガなどを押し付けられたり鞄に突っ込まれそうになっても毅然とした態度で拒否しましょう。
この日の宿泊は「ウナ・ホテル・デコ・ローマ」にて、日本のビジネスホテルのような綺麗なホテルでした。
夕食はカジキのショートパスタや白身魚など海鮮がメインでした。
明日は夕食含めて丸一日の自由行動となるので、ツアーの人達と一緒に頂くディナーはこれで最後となります。
少しだけホテルの周りを散策し、スーパーマーケットでパスタなどの簡単なお土産を買うと、この日はかなりの疲労もあって早々に就寝しました。
明日は1日の自由行動、ローマといえばやっぱり遺跡ということで「フォロ・ロマーノ」の観光に行こうと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。