【山王バース×無痛分娩】無痛分娩とは?メリットとデメリットを比較

出産・育児

こんにちは、うりちきです。

2021年6月頭に『無痛分娩』にて第一子を出産いたしました。

そこで、その際に調べたことや実際の出産レポート等を書いておこうと思います。

無痛分娩に興味のある方、普通分娩とどちらにしようか悩んでいる方へ少しでも参考になれば幸いです。

今回記事では、無痛分娩とは何?ということについて、主なメリットとデメリットを比較してみます。

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無痛分娩とは?

まず『無痛分娩』とは、その名の通り分娩を麻酔によって『無痛』で行うものです。

出産時の痛みは非常に激しいことで有名で、よく『鼻からスイカを出す』などとも喩えられますね。

ちなみに産院では、痛みレベルとしては『麻酔なしで指を切る』に相当する、と紹介されました……なんて恐ろしい。

この痛みを麻酔によって無くす(もしくは緩和させる)分娩を、無痛分娩と呼びます。

無痛分娩のメリット

分娩時の痛みが無いor軽減される

無痛分娩ではこの出産時の痛みが無くなることによって、母体が最後までリラックスした状態で赤ちゃんを産める、これが最大のメリットでしょう。

実際に私も出産の瞬間はほとんど痛みがなく、立ち合いのパートナーと普通に会話したり、赤ちゃんが体外に出る感覚を認識する余裕がありました。

※あえて”出産の瞬間”とあるように、実はとある理由でしっかり陣痛の辛さは体験することになりました。具体的には改めて出産レポートに書こうと思います

産後の回復が早い

また出産時に過度なストレスがかからずダメージが抑えられるため、産後の母体の回復が早いというメリットもあります。

そのため特にアメリカやフランスといった欧米の諸外国では、実は既にメジャーな分娩方法となっています。

日本でも近年、芸能人の方が無痛分娩を選んだ、などと話題になることがありますね。

私も出産当日から普通に病室を動き回る元気がありましたし、翌日には病院内をうろうろしていました。

無痛分娩のデメリット

麻酔によるマイナートラブル

一方で、無痛分娩にはデメリットもあります。

一般的なのは『足の感覚が鈍くなることがある』『尿意を感じにくくなったり、出にくくなったりすることがある』『かゆみが発生することがある』といった症状です。

これらはいずれも麻酔による影響ですが、基本的に一時的なものと考えて良いでしょう。

私はこの中では『尿意』に関する影響が大きく、入院中にはほとんど尿意を感じなかったので、行きたくなくても時間を決めてトイレに行っていましたし、退院後も2週間ほど感覚が鈍い状態が続きました。

これは私の分娩時間が長かった=長時間点滴をされていたことによる影響が大きかったようです。

分娩時間の長期化

また麻酔を使用することで、『分娩時間が長くなりやすい』というデメリットもあります。

痛みがないので母体の疲弊は相当抑えられるのですが、陣痛が長引くことで赤ちゃんがしんどくなってくると、吸引分娩・鉗子分娩や、場合によっては緊急帝王切開となることがあります。

私も実は分娩台に上がってから産まれるまでには丸一日以上かかり、最後は吸引によるサポートがありました。

金銭面(費用が高い)

更に金銭面について、残念ながら現在出産に関する費用は基本的に10割自己負担なので、麻酔の処置費用も勿論自己負担となります。

病院によって費用は大きく異なりますが、自然分娩に10〜20万円ほど上乗せされることが一般的なので、まず間違いなく出産育児一時金(現在42万円)からは足が出るでしょう。

更に陣痛が始まって麻酔を始めるタイミングによっては追加料金がかかることも……この点については後ほど費用面として詳しくご紹介しようと思います。

まとめ

今回は無痛分娩のメリットとデメリットについてご紹介しました。

これらを天秤にかけて無痛分娩を行うかどうか選んで頂ければと思いますが、実際に体験した私の感想としては『無痛分娩で良かった!』この一言に尽きます。

もし第二子以降を授かったとしても100%無痛分娩を選択するでしょう。

理由としては『陣痛や出産時の痛みをほぼ回避できる』ことと『産後がとにかく楽』ということ、やはり大きいのはこの2点です。

さて長くなってきたので一旦この辺りにさせて頂きますが、次回以降では病院選びや費用面、実際の無痛分娩体験レポートなどについて随時書いていこうと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次の記事「無痛分娩の種類と病院の選び方」はこちらからどうぞ☆

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