こんにちは、フリーライターのうりちきです。
昨年12月に中央区立図書館の「本の森ちゅうおう」がオープンしてから約1ヶ月が経ちました。
ここまで平均週3回ペースで通ってみたので、気づいたことや混雑状況、前回記事の補足情報などをまとめておこうと思います。
前回記事はこちら☆特に【乳幼児連れ】におすすめの理由や情報をまとめています。
本の森ちゅうおうとは
さて前回記事から繰り返しになりますが、「本の森ちゅうおう」は東京都中央区の区立図書館です。(中央区の公式HPはこちら)
区立図書館というと該当区への在住や在勤が利用条件であることが多いのですが、本の森ちゅうおうを含む中央区立図書館は、中央区在住・在勤でなくても誰でも利用者カードを作成できるのだそうです。
利用者カードがあれば、書籍の貸し出しは勿論、学習室の予約利用も可能となりますよ。
初めてのご利用の方は、まず3階のメインカウンターへ向かってください。
また追加の手続きが必要にはなりますが、電子書籍の貸し出しサービスも利用することが出来ますよ。(こちらは中央区在住・在学・在勤の方限定のサービスです)
本の森ちゅうおうの基本情報
本の森ちゅうおうの混雑傾向
混雑を避けたい場合は平日午前中、特に開館後1時間がおすすめ
さてこの1ヶ月間、平日・休日、午前・午後と様々なタイミングで訪問してみましたが、空いているのは圧倒的に【平日の午前中】です。
特に開館直後の9時から10時までの1時間は、かなり人数が少なく雰囲気も落ち着いているので、混雑を避けたり静かに利用したい方はこの時間帯がおすすめです。
10時を過ぎると次第に利用者が増えてきて、11時過ぎになると特に2階の乳幼児・小学生フロアは少し賑やかになってきます。
午後は自習室も混雑、小さな乳幼児連れの方は注意
更に午後になると、4階・5階の自習室も埋まり始め、特に5階のラウンジ(飲食可・予約不要の自習スペース)は満席なことが多いようです。
また2階の乳幼児・小学生フロアは、学校終わりの子供達で賑わうことが多いので、小さな乳幼児連れの方はこの時間帯を避けて午前中利用にした方が無難かもしれません。(残念ながら、階段や土足厳禁エリアを走行している姿を何度か見かけました)
土日は終日混雑気味、特に土曜午前中の混雑に留意
土日はやはり平日よりも利用者が多い印象です。
特に注意したいのが【土曜日の午前中】で特に2階が非常に混雑します。
本の森ちゅうおうでは、毎週土曜日の午前中に子供を対象とした読み聞かせイベントを行なっています。
オープン後の初回イベントとなる12月10日には、2階のベビーカー置き場が満杯になっていました。
読み聞かせを行っている時間帯にベビーカー置き場を利用する場合は、ベビーカーを畳むか、1階エスカレーター裏にもあるのでそちらも活用するとよいかもしれません。
また遭遇したことはありませんが、3歳以上向けの読み聞かせを行う【火曜日午後】も、同様に混雑の可能性が高いでしょう。
この読み聞かせイベントはいずれも、2階乳幼児向けスペースにある「おはなしのへや」で行なっています。
本の森ちゅうおうの読み聞かせイベント(おはなし会)実施日時
◎ブックスタートおはなし会
区内在住の0歳児を対象に、絵本を1冊もらえる取り組みです(1人1回まで)
簡単な読み聞かせも行っています
日時:第2・4土曜日 午前10時30分〜10時50分
◎0から2歳児向けおはなし会
日時:毎週土曜日 午前11時〜11時20分
◎3歳以上向けおはなし会
日時:毎週火曜日 午後3時30分〜4時
◎読み聞かせボランティアによるおはなし会(概ね3歳以上向け)
日時:毎週土曜日 午後3時〜3時30分
(中央区図書館公式HPより)
本の森ちゅうおうへのアクセス
- 所在地
東京都中央区新富1-13-14 - 電話番号
03-3551-2151 - 鉄道
日比谷線・JR京葉線「八丁堀」駅 A3出口から徒歩1分
有楽町線「新富町」駅 5番出口から徒歩6分
都営浅草線「宝町」駅 A1出口から徒歩7分 - 江戸バス
「八丁堀駅」からすぐ - 駐輪場
駐輪台数:68台 - 駐車場
駐車台数:24台
駐車料金:初回30分無料・以降30分ごと200円 - バイク置き場
無し
(中央区立図書館公式HPより)
こちらも前回記事からの繰り返しになりますが、本の森ちゅうおうの最寄りは「八丁堀駅」です。
A3出口から右手のファミマを過ぎればすぐに見つかるでしょう。
また江戸バス利用の場合は、北循環で「③八丁堀駅」停留所が図書館の目の前です。
自転車利用の場合、駐輪場の空きに注意
本の森ちゅうおうには建物入り口付近に駐輪場がありますが、こちらの駐車台数は30台程とのことです。
ここが一杯になると、臨時スペースとして入り口正面に駐車となりますが、常時・臨時を合わせて公式では「68台」駐車可能ということになっているようです。
平日でもそこそこ埋まっていることが多いので、特に混雑する時間帯には気をつけた方が良いでしょう。
満杯の場合には、建物向かって右隣の「中央区立八丁堀第一駐輪場」が一時利用可能な区立駐輪場となっています。(が、こちらも結構混んでることが多いですね、、)
24時間営業の区立駐輪場です。料金は最初の2時間が無料で、以降は8時間ごとに100円なので、図書館の開館(9時)から閉館(21時)まで居たとしても200円ですね。
また図書館の駐輪場内には、中央区コミュニティサイクルのポートもありました。
自動車利用の場合
本の森ちゅうおうには駐車場も併設されています。
建物向かって右側が入り口で、利用料金は初回30分が無料で以降は30分200円。
開館時間のみ利用可能となっています。
バイク利用の場合
本の森ちゅうおうには現在バイク駐輪場がないのですが、図書館に向かって左側、八丁堀駅と反対側隣の土地に、バイク専用の駐輪場を建設中なようです。
こちらはまた完成したら情報を追記します。→(2023.1 追記しました)
「新富一丁目オートバイ駐輪場」がオープンしていました。
24時間営業で料金は1時間あたり100円、現金以外にSuicaなど電子マネー利用可です。
本の森ちゅうおうは中央区民でなくても利用者カードが作成できるので、隣接区からは気軽に訪れやすいですね。
本の森ちゅうおうレビュー
さて最後に、1ヶ月ほど利用してみての感想や気になった点をまとめておきます。
まずガラス張りの建物は光がよく入り、開放的で明るい空間です。
テラスや屋上庭園など屋外でのんびりする施設も整っているので、晴れた日の利用が一番気持ちが良いですね。
ただ既に色々な方も仰っていますが、館内の階段の位置が階ごとに異なるので、上下階の行き来が結構しにくいです。(公式HPの館内マップ)(お洒落さはないが、エレベーター横の階段の方が分かりやすい)
そのためかエレベーターを利用する人が多く、あまり大きくないエレベーターはいつも混み合います。
土日などの混雑日は抱っこ紐を利用したり、1F・2Fのベビーカー置き場を上手に利用したいですね。
また本の森ちゅうおうの蔵書数は34.8万冊、少し古いデータにはなりますが全国蔵書数平均が12〜13万冊(平成27年度データ)らしいので、かなり豊富な方でしょう。
参考として、葛飾区立中央図書館(35万冊)や北区立中央図書館(34.6万冊)と同程度の規模です。
体感としても、一般書籍や雑誌は充実しており、ティーンズや幼児向けの本も豊富です。
しかし、「おはなしの部屋」周りの乳幼児向け絵本! ラインナップは豊富なのですがとにかく貸し出し数が非常に多く、オープン当初と比べて4分の1くらいになっている気がします。(本棚のスカスカ具合が寂しい、、)
「ぐりとぐら」や「しろくまちゃんのほっとけーき」など人気作は、ほぼ予約必須なので注意です。
最後に、2Fの乳幼児・小学生向けスペースには、クリスマスや年末年始などのイベントごとにポップや特集も用意されていて、熱意のあるとても面白い図書館だと感じました。
(個人的には新年の「絵本の福袋」がツボでしたね。借りてみてのお楽しみというのは面白く、新しい本との出会いがありました)
まとめ
本の森ちゅうおうの混雑状況や、約1ヶ月利用してみてのレビューなどをまとめました。
- 中央区在住・在勤でなくても、誰でも利用可能
- 朝9時から開館、第3木曜日は休館日
- 特に空いているのは、開館直後の1時間
- 土曜日午前中は、イベントによる混雑に注意
- 週末はエレベーターが混み合うので、ベビーカー置き場も上手に利用して
授乳室やベビーカー置き場などの乳幼児用施設も用意され、職員さん達も親切で、子供連れにとても優しい図書館だと感じました。
あとはできれば絵本の在庫を増やして欲しいですね、、、
また何かあれば追記したいと思います。ここまでお読み頂きありがとうございました。