旅行 | urichikiの雑多ブログ https://urichiki.com Fri, 27 Oct 2023 05:06:41 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.0.6 https://urichiki.com/wp-content/uploads/2020/07/urichiki_profile-100x100.png 旅行 | urichikiの雑多ブログ https://urichiki.com 32 32 子連れ愛媛観光モデルコース:2泊3日で松山を満喫! https://urichiki.com/2023/10/27/travel/matsuyama-with-toddler.html Fri, 27 Oct 2023 05:04:08 +0000 https://urichiki.com/?p=945 先日、私の地元でもある愛媛県松山市へ、2歳児連れの2泊3日旅をしてきました。四国は実は見所満載な地域ですが、特に松山市周辺には子供と一緒に楽しめる観光スポットがたくさんあります。そこで今回はこの旅行をもとに、愛媛子連れ旅 […]

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先日、私の地元でもある愛媛県松山市へ、2歳児連れの2泊3日旅をしてきました。
四国は実は見所満載な地域ですが、特に松山市周辺には子供と一緒に楽しめる観光スポットがたくさんあります。
そこで今回はこの旅行をもとに、愛媛子連れ旅行のおすすめモデルコースをご紹介します。

1日目:羽田から松山へ、路面電車に乗って道後の街歩き

【11:00】羽田空港でランチ
【12:10】羽田空港を出発
【14:00】松山空港到着、市内へ移動
【14:30】ホテルにチェックイン
【16:00】道後温泉周辺観光
【18:00】ホテル近くで夕食

羽田-松山間には複数の路線がありますが、今回はJALを利用しました。
子連れ旅行ということで時間に余裕を持って、ゆっくりとお昼の便で出発します。

【11:00】羽田空港でランチ

11:00頃、離陸前に羽田空港のレストランでランチ。
4Fマーケットプレイスにある「黄金色の豚」を利用しました。
飛行機が見えるレストランで、旅の気持ちを高めます。

黄金色の豚 | レストラン | レストラン&ショップ | 羽田空港旅客ターミナル
黄金色の豚をご紹介します。羽田空港旅客ターミナル公式サイトです。

【12:10】羽田空港を出発

フライト時間は約1時間30分
離陸・着陸のタイミングで、お水を飲んだりおやつを食べてもらって、気圧差で耳が痛くなることを防ぎます。

【14:00】松山空港到着、市内へ移動

松山空港には、噂の「みかんジュース蛇口」があります。2歳の子供はキョトン顔。

松山空港から市内中心部までは、車で20分程度
空港や港を含めて街がこじんまりとしているのも、松山の魅力の1つです。

空港に飛行機が到着するタイミングに合わせて「空港リムジンバス」が出ているので、これを活用するのが一番便利です。
乗り逃した場合も、「伊予鉄バス」という市バスを使って移動が可能です。

空港リムジンバスを利用する場合、待合所の券売機で乗車前にチケットを購入します。
市バス利用の場合、乗車時に整理券をとって運賃は後払い。基本的にお支払いは現金のみ&おつりが出ないので注意が必要です。

【14:30】ホテルにチェックイン

ホテルに到着し、チェックイン後、2歳の子供は昼寝を挟みました。

今回のホテルは「ダイワロイネットホテル松山」を利用しました。
新館は2022年10月にオープンしたばかりなので、お部屋も水回りも非常に綺麗です。

ダイワロイネットホテル松山【公式】市内電車「大街道駅」より徒歩約1分
ダイワロイネットホテル松山の公式サイトです。市内電車「大街道駅」より徒歩約1分。ビジネスにも観光にも最適なホテルです。

楽天トラベルのリンクはこちら↓

温泉に入るのが好きなお子様であれば「道後温泉エリア」の温泉宿も良いですが、そうでない場合は「大街道エリア」のビジホを利用すればかなり旅費を抑えられるのでおすすめです。

【16:00】道後温泉周辺観光

夕方から、道後温泉周辺を軽く観光しました。

ホテルから道後温泉までは「路面電車」で移動します。滅多にない体験に乗り物好きの子供は大喜び。
ホテル前の「大街道駅」から「道後温泉駅」までは約10分です。

路面電車の運賃は区間にかかわらず一律後払い現金支払い&お釣りが出ないので、降りる前に運賃を用意しておきましょう。(車内に両替機あり)

駅前には「坊ちゃん電車」や「からくり時計」「足湯」などがあり、温泉観光地の風情が漂います。
駅から「道後温泉本館」までは、全長約250mのアーケード商店街(道後ハイカラ通り)となっています。
直行すれば徒歩5分足らず、道中の店を覗きながらゆっくり行っても20分くらいと、2歳児連れでもぐずらず歩ける良い規模感です。

途中のお店で「みきゃん靴下」と「母恵夢」を購入。
母恵夢は子供がいたく気に入り、最後に空港でお土産購入しました。

【18:00】ホテル近くで夕食

18:00頃、再び路面電車で戻ってきて、ホテル近くでの夕食を楽しみながら1日目を締めくくります。

私の地元ということもあり、少し高級な居酒屋の「笠組」を利用しました。
あまり大きくないお店なので、曜日や時間帯によっては混み合ったり提供が遅く感じられることもありますが、非常に美味しい瀬戸内の刺身が食べられます。

笠組 - 松山市喜与町 - まいぷれ[松山・伊予・東温・松前・砥部]
松山で美味しい魚を食べるなら笠組! 瀬戸内の魚を堪能できる店2021年3月、30年近く営業を続けてきた二番町から喜与町に移転オープン。少人数でゆったりお過ごしいただける落ち着いた空間となりました。記念日やおもてなし、大切な方とのお食事はもちろん、お一人でのご利用もおすすめです。新鮮な地魚を、お造りや焼き魚、天ぷらなど丁...

ハイライト

この日観光した道後温泉周辺は、古き良き日本の風情が感じられる場所です。
特に「坊ちゃん電車」や「からくり時計」は子供たちにも人気で、うちの子供も旅行中にもう一度見に行きました。
坊ちゃん電車は、1日に数便ですが実際に路面を走っており、乗車することもできます。
からくり時計は1時間に1回、音楽が流れてせり上がり、人形達が登場します。タイミングが合えば一度ご覧になってみてください。

2日目:とべ動物園と再び道後観光、宇和島鯛めしを楽しむ

【9:00】レンタカーでとべ動物園へ
【10:00〜14:00】とべ動物園を観光
【14:30】ホテル到着、お昼寝
【16:30】路面電車で再び道後へ
【18:00】道後で夕食
【20:00】ホテルに帰って就寝

【9:00】レンタカーでとべ動物園へ

2日目は朝からレンタカーを借りました。
ニッポンレンタカー 松山大街道店」は、ホテルのほぼ目の前です。

レンタカーを使って「とべ動物園」へ、所要時間は30分程度です。

途中のパン屋さんでパンを購入して向かいました。

ミニヨン - 松山市森松の手作り焼きたてパン
食パンもクロワッサンもカレーパンも、手作りだから美味しい!愛媛県松山市森松町の焼きたてパンの店、ミニヨンです。

とべ動物園へは、「松山市駅」から路線バスを使って向かうこともできます

【10:00〜14:00】とべ動物園を観光

とべ動物園へ到着。
白熊ピースが有名な動物園です。入園前から地面に動物の足跡があり、子供は大はしゃぎ。
時間によっては、動物達に餌をあげることもできます。
園内は子供の足でゆっくり回って2〜3時間程度の広さ、途中軽食休憩を挟みながらのんびり回ります。

食事はベンチでパンを食べたり、園内のレストランで軽くいただきました。
レストランはゾウ舎の目の前で、ゾウを見ながらご飯を食べられます。

レストランの近くには「ジップライン」があり、お隣の「こどもの城」まで約700mの滑空を楽しむこともできます。
小学4年生以上で利用できるので、子供がもっと大きくなったらチャレンジしてみても良さそうです。

【14:30】ホテル到着、お昼寝

ホテルに戻って子供はお昼寝、その間にホテルのランドリーで洗濯物を回しておきます。
荷物が多くなりがちな子連れ旅は、途中でお洗濯ができるとかなり助かります。

【16:30】路面電車で再び道後へ

お昼寝から起きた子供のリクエストで、再度路面電車に乗って道後へ。
大好きな『乗り物ずかん』に載っていることもあってか、路面電車を非常に気に入った様子。
何度も乗る場合、財布と別に「小銭入れ」を用意しておいたり、ご当地交通系ICカードの「い〜カード」を購入しても良いかもしれません。

「い〜カード」は松山の鉄道会社である伊予鉄道が販売するICカードで、路面電車やバスなどでも利用できます。(しかし正直Suicaが使えて欲しい…)

【18:00】道後で夕食

2日目の夕食はせっかくなので道後エリアで頂きます。
利用したのは「丸水」というお店で、愛媛の郷土料理である「宇和島鯛めし」が食べられます。
鯛めしのお店はいくつかあるのですが、丸水は【お子様ランチ有り】【ベビーカー入店可】【離乳食持ち込み可】【キッズチェア有り】と、子供連れに優しいのでおすすめです。
人気店なので混み合っていることが多いですが、非常に回転が良いので、意外とすぐに入れますよ。

【元祖 / 宇和島鯛めし】 丸水(がんすい) 道後店 / 愛媛 / 道後温泉 | 株式会社W-HARMONY
宇和島鯛めしなら、元祖「丸水(がんすい)」へお越しください。宇和海だけに伝わる伝統の味、宇和島鯛めしの専門店です。こだわりの食材と当店秘伝のタレ、天然真鯛と養殖鯛をご用意。宴会相談可。最高の食材と手間を惜しまぬ仕事で「本物の味」をお届け。TEL:089-968-1861(火曜定休)地元グルメでランチ、ディナーも。

「宇和島鯛めし」とは、鯛の刺身を、卵や出汁醤油を混ぜたタレにつけて、ご飯にのせて食べる丼料理です。
ちなみに松山で「鯛めし」というと、鯛を混ぜ込んだ炊き込みご飯を指すことが一般的です。こちらも美味しいですよ。

【20:00】ホテルに帰って就寝

道後で夕食を終えた後は、少しだけ散策してからホテルへ帰ります。

丸水のすぐ近くには「道後温泉別館 飛鳥乃温泉」があり、夜はライトアップが美しいので是非見ていってください。

再び路面電車に乗ってホテルへ帰り、道後商店街で買ったみかんジュースで、愛媛最後の夜に乾杯します。
子供は旅行中にすっかりみかんジュースを気に入った様子。

部屋のお風呂にゆっくり浸かってから就寝。

ハイライト

動物好きの子供のためにとべ動物園を観光しましたが、2歳児でも十分に楽しめたようです。
園内は高低差などを上手く使って、出来るだけ檻や柵が少なくなるように展示されているので、動物達を身近に感じられます。
その分、園内には坂道が多いので、ヒップシート等を持っていくと歩き疲れた子供の抱っこが少し楽でしょう。

また夜の道後の散歩も非常に風情があっておすすめです。
市内からのアクセスも良いので、是非旅行中に一度は訪れてみてください。

3日目:双海シーサイド観光、飛行機で東京へ

【9:00】ホテルで朝食
【10:00】レンタカーで双海シーサイドへ
【11:00〜14:00】双海シーサイドで、海を見たり買い物をしたり
【16:30】松山空港でレンタカー返却
【17:40】松山空港出発
【19:00】羽田空港到着、空港で夕食、帰宅

【9:00】ホテルで朝食

旅行最終日、この日はホテルで朝食を頂いてからゆっくりとスタートします。
ホテル1階の「サルバトーレ」で食事をしました。
素泊まりの場合でも、レストランで朝食料金を支払うことで食事が可能です。

洋食がメインですが、「鯛めし」などの郷土料理も頂けます。

【10:00】レンタカーで双海シーサイドへ

再びレンタカーを借りて、今日は海が見たいという私の要望で「双海シーサイド」へ。
所要時間は40分程度です。

もう少し長距離のドライブを楽しみたい、というのであれば、「しまなみ海道」まで足を伸ばすのもおすすめです。
橋を渡って、途中の「大島」や「伯方島」を観光するのも楽しいですよ。

【11:00〜14:00】双海シーサイドで、海を見たり買い物をしたり

11時頃に双海シーサイドに到着。
双海シーサイドは、海水浴場が併設された道の駅です。
2021年頃に改装オープンしたらしく、とても綺麗になっていて驚きました。

旅行したのは9月末なので海には入らず、砂浜や波打ち際で海風を浴びて楽しみました。
子供も初めて見る本格的な海に興味津々。砂場道具がないと怒る場面も。

海を見ながら食事を楽しめる素敵なレストランがありましたが、朝食を食べすぎてあまりお腹が空いていなかったので、売店で軽食を購入。
海風を浴びながら、焼きそばや唐揚げを頂きます。海好きの私にはこれが最高。

一応「じゃこかつ」といった愛媛の郷土料理も販売されています。
(美味しいですが、いわゆる「野菜揚げ」というさつま揚げに近いものを使用しているので、じゃこかつ感は薄いかも…道後エリアで頂く方が地元民としてはおすすめです)

しっかりと海を満喫したら、道の駅でお買い物をします。
お味噌汁がぐっと美味しくなる、「松山揚」という油揚げがおすすめです。
お菓子ならば「ポン菓子」や「伯方の塩せんべい」もおすすめ。
「アゴ出汁」や魚介系のふりかけなども定番土産です。

【16:30】松山空港でレンタカー返却

双海シーサイドを出発し、一瞬だけ実家に顔を出してから、空港へ向かいました。
今回のように、レンタカーを『空港返却』にしておくと非常に便利です。

松山空港のレンタカー店は少しだけ離れたところにあるので、時間には余裕を持ちましょう。
出発の1時間前には返却すると良いと思います。

【17:40】松山空港出発

少しだけお土産ショップを見て、子供のリクエストで「母恵夢」を購入。
飛行機に乗って松山を後にします。

【19:00】羽田空港到着、空港で夕食、帰宅

19時頃に羽田空港に到着。
簡単に夕食を食べてから帰ることにします。
ただし、19時を過ぎると結構なお店が閉まりだすので注意が必要です。

初日のとんかつ屋のお隣にある「ロイヤルホスト」を利用しました。
ファミレスなので当然子連れで利用しやすく、窓から飛行機が眺められます。

ロイヤルホスト 羽田空港店 | レストラン | レストラン&ショップ | 羽田空港旅客ターミナル
ロイヤルホスト 羽田空港店をご紹介します。羽田空港旅客ターミナル公式サイトです。

軽く食事を済ませて、モノレールで帰路に着きます。

ハイライト

双海シーサイドは、瀬戸内海に触れられるスポットです。
のんびりと波打ち際を歩いてみたり、子供は砂浜での砂遊びを楽しんでいました。
また道後や空港のお土産ショップよりも、地元ならではのものがお安く手に入るので、時間があれば是非訪れてみてください。

旅行のポイント

松山は空港や港と市内中心部との距離が近く、公共交通もかなり便利です。
特に、市内観光には本数の多い「路面電車」を活用するのがおすすめです。

一方、市外へ出る際にはレンタカーを利用するのが良いでしょう。
また今回は利用しませんでしたが、「伊予灘ものがたり」といった観光電車も人気です。

現在、コロナの影響もあり、松山ではタクシーが非常に少ない状況です。配車もできないことが多いので、移動はレンタカーまたは公共交通機関を利用することをおすすめします。

まとめ

2泊3日の愛媛旅行でも、子連れでの観光は十分に楽しめます。
特に道後温泉やとべ動物園は、子供でも大満足のスポットでした。
是非このモデルコースを参考に、愛媛での素敵な時間をお過ごしください。

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2歳児連れ名古屋旅行記!新幹線移動やビジネスホテル選びのポイント https://urichiki.com/2023/09/26/travel/nagoya-with-toddler.html Tue, 26 Sep 2023 07:44:44 +0000 https://urichiki.com/?p=918 目次 はじめに:子供との名古屋旅行の背景と目的旅程の大まかな流れ:東京から名古屋への1泊2日の概要新幹線での子連れ移動座席の選び方移動中の工夫デッキの活用時間に余裕を持つ名古屋駅周辺のベビーカーでの移動名古屋駅と地下鉄の […]

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はじめに:子供との名古屋旅行の背景と目的

先日、2歳3ヶ月の子供と一緒に、名古屋への一泊旅行に出かけてきました。

この旅の主な目的は、夫の両祖母への挨拶で、今回は残念ながら観光をする時間はありませんでした。

そこでこの記事では、特に【東京から名古屋への新幹線の移動】や【ビジネスホテルでの宿泊体験】を中心にシェアしたいと思います。


実は、私たちは以前にも子連れ旅行には何度か挑戦しています。

しかし、それらは全て車での移動と、ウェルカムベビー対応の宿での滞在で、子供は自宅と同じくベビーベッドでの就寝が中心でした。

そのため、今回の新幹線での移動ビジネスホテルでの宿泊は、我が家にとって初めての経験となりました。

この記事を通じて、同じように子供を連れての旅行を検討されている親御さんの参考になれば幸いです。

旅程の大まかな流れ:東京から名古屋への1泊2日の概要

まず、本旅行の全体的な行程を簡単に紹介します。

出発:東京駅を8時40分頃に出発する新幹線のぞみで名古屋へ。

名古屋到着:11時頃に名古屋駅に到着。地下鉄で東山公園方面へ。夫の祖母への挨拶を行い、昼食を取る。

夕食:名古屋駅近くのレストラン(トラジ名駅3丁目店)で夕食。

宿泊:名古屋駅周辺のビジネスホテル(ダイワロイネットホテル名古屋太閤口)に宿泊。

名古屋2日目:翌日、夫のもう一方の祖母宅を訪問。名古屋駅へ戻ってから昼食。

帰路:名古屋を14時30分頃に出発する新幹線のぞみで東京へ。16時過ぎに東京駅到着。

こちらの記事では、上記の行程に加え、特に子供との新幹線移動やビジネスホテルでの宿泊体験など、子連れ旅行のポイントを詳しくご紹介していきます。

新幹線での子連れ移動

今回の旅行では、東京駅〜名古屋駅間新幹線で移動しました。

移動時間は1時間40分程ですが、2歳児を連れているということで、下記のような点に気をつけました。

座席の選び方

まず新幹線の座席について、今回ベビーカーを持っての移動だったため、往路・復路共に「車両の先頭座席」を確保しました。

先頭の座席は足元が広く、前の人のリクライニングも気にしなくて良いので、座席前にベビーカーを置いておくスペースが確保できます

ベビーカーの幅にもよりますが、畳まずにそのまま置くことも出来たので、子供が昼寝している場合などには良いですね。

今回は畳んで倒して置いたので、テーブルを出す余裕もありました。

座席について、行きの新幹線では13号車の先頭座席A・B席を、帰りは4号車の先頭席D・E席を選びました。

D・E席の方が、2席が独立していて立ったり座ったりがしやすかったので、空いていればこちらがお勧めです。

新幹線は、乳幼児(未就学児)は乗車料特急料共に無料ですが、指定席を取る場合は小児運賃(大人の半額)がかかります。
今回は指定席を大人2席の分だけ予約しましたが、移動中はずっと子供を膝の上に乗せておくことになるので、もっと大きくなったり、更に長距離になるとしんどいかもしれません。
その場合、大人のA・B席に加えて、小児運賃でC席を取る、という選択肢も出てきそうです。
▶︎JR東日本こども料金について

移動中の工夫

子連れ長距離移動の一番の悩みは、出来るだけ子供が騒がないようにする、ということだと思います。

他の方々の旅行体験記を見ると、お気に入りのおもちゃを持参したり、食事の時間お昼寝の時間を活用するというのがセオリーなようです。

我が家の場合、行きの新幹線は9時30分頃の出発だったので、朝ご飯を軽めにしておき、新幹線の中では10時のおやつや早めの昼食を食べていてもらいました。

一応おもちゃも用意していったのですが、東京−名古屋間(1h40m)ぐらいであれば、ゆっくり食べている間に着いてしました。

また帰りの新幹線は、いつものお昼寝タイムに合わせて14時30分頃の出発にしました。

狙い通り、ほとんどの時間を眠っていてくれたのですが、その間ずっと抱っこだったため、私の腕と足は痺れました。

移動をお昼寝と被せたい場合は、子供分の席の購入も検討しても良いかもしれません。

デッキの活用

東海道新幹線の11号車と12号車の間には、多目的トイレ多目的室を含む広いデッキがあります。

授乳中の方は車掌さんに申し出ることで、多目的室を授乳室として使わせてもらえるそうです。

またおむつ替え台は多目的トイレの中にあります。

そのため子連れ旅では、空いていれば11号車12号車の座席を予約するのが便利そうです

今回の旅行では、名古屋到着の20分前には席を立ってデッキへ出て、おむつを変えたり外の景色を眺めるなどして過ごしました。

そうすることで少し時間もつぶせて、名古屋到着後の降車もバタバタせずに済みました。

時間に余裕を持つ

子連れ移動の基本ですが、全ての移動において時間に余裕を持つことが重要だと感じました。

特に子供が歩けるようになると、かえって時間がかかることは少なくありません。

今回東京駅からの出発でしたが、出発1時間前に駅に到着

  • 事前にチケットは発券済み
  • グランスタでお土産と10時のおやつを見繕う
  • 電車に乗る直前にキヨスクでお茶を買う

以上の行動で乗車はかなりギリギリでした。

チケットの発券が必要、乗車前に新幹線の姿を見せてあげたい、といった場合には、もっと早くに駅に着いていた方が良さそうです。

名古屋駅周辺のベビーカーでの移動

次に、名古屋駅や市内での移動についてのポイントです。

今回私たちは基本的にベビーカーでの移動でしたが、旅行中に気になった点や注意したい点についてまとめておきます。

名古屋駅と地下鉄の乗り換え

行きの新幹線は11時過ぎに名古屋駅に到着し、そこから地下鉄東山線を使って東山公園方面へ移動しました。

名古屋駅新幹線口から地下鉄東山線までは少し距離があり、2歳児をベビーカーに乗せた状態で15分程かかりました。

また東山線は、週末のお昼前後ということもあってか、非常に混雑していました。

この時は全車両に車椅子・ベビーカーゾーンが設置されていましたが、時間帯によっては先頭・最後尾車両のみのスペースとなるそうです。

1本見送って行列の先頭で待つと乗車がスムーズだったので、混雑時にはおすすめです

今回は観光の時間がありませんでしたが、東山線の東山公園駅からは「東山動植物園」へ行くことができます。
小さな子供連れでも楽しめそうなスポットなので、次回時間があれば訪れてみたいです。
▶︎東山動植物園HP

2日目は、名鉄犬山線を利用しました。

名古屋駅新幹線口からは、駅を通り抜けて反対側の名鉄百貨店まで行き、改札へ向かうエレベーターは百貨店のものを利用します。

いずれの路線も新幹線口からは距離があり、また混雑した名古屋駅内ではベビーカー移動に手間取ることもあるので、時間に十分な余裕を持つことが重要だと感じました。

名古屋駅周辺とホテルの位置

また今回ホテルは太閤通口側で取りましたが、駅のこちら側は新幹線口に近い一方、名古屋駅前のメインエリアや地下鉄からは距離があります。

そのため夕食を桜通口側でとる場合、移動に20分以上かかることもあるので注意が必要です。

また太閤通口の駅前は、区画が狭く雑多な雰囲気で、子連れで夜歩くには少し不安を感じました。

日が暮れてからの移動は、なるべく名古屋駅の中を通るのが安心かと思います。

名古屋駅前の子連れビジネスホテル宿泊

次に、名古屋駅や市内でのホテル宿泊についてのポイントです。

今回私たちは「ダイワロイネットホテル 名古屋太閤通口」で宿泊しましたが、子連れでの宿選びや宿泊中の感想について述べます。

▶︎ダイワロイネットホテル 名古屋太閤通口 公式HP

ホテル選びのポイント

子連れの歓迎度

子連れ前提のウェルカムベビーのお宿と違って、ビジネスホテルの場合、雰囲気によっては小さな子供と泊まりにくいかもしれません。

そこでホテルが子供連れを歓迎しているか、少なくとも設備やサービスで子供連れを考慮しているかを重視しました。

今回のホテルでは、部屋によってはベビーベッドの貸出があったり、子供用のアメニティがフロントで提供されるなどの配慮がありました。

子供用アメニティの内容は、子供用歯ブラシ子供用スリッパ子供用ハンカチタオル一式でした

部屋タイプとベッドのサイズ

子連れといえば和室が人気ですが、我が家は普段から敷布団で寝る習慣がないため、洋室を取ってベッドで並んで眠ることにしました。

また3人で川の字で寝るためには、ベッド幅は160cm以上欲しいと考えました。

ちなみに一般的にはダブル(140cm幅)、クイーン(160cm)ですが、ホテルによっては『ダブルルーム』とうたいながらも、150〜160cm幅のベッドを使用しているところもあるようです。

今回はツインルームを使用して、2つのベッドをくっつけて使用しました。

ツインルームの場合、ベッドを動かせるか転落防止のため片側が壁に付けられる間取りとなっているかベッドガードを借りられるか等をチェックすると良さそうです。

今回のホテルではベッドガードはありませんでしたが、片側を壁に付けられたので問題ありませんでした。

お風呂の独立性

そして何より今回の宿選びでは、お風呂が独立していることを重視しました。

特に小さな子供がいる場合、お部屋に独立した洗い場付きのお風呂があると、子供の入浴がスムーズです。

ビジネスホテルの場合、シャワーのみやユニットバスであることが多く、洗い場付きお風呂の有無を条件にするだけで宿泊できる宿はかなり限られてきます。

今回のホテルでは、なんと全室バス独立でした。

以上の条件を満たすホテルとして、下記も候補にあがりました
・「リッチモンド名古屋新幹線口」の「ツインルーム」はバス独立(▶︎公式HP
・伏見エリアにはなるが、「ホテルJALシティ名古屋錦」も全室バス・トイレセパレート(▶︎公式HP

ダイワロイネットホテル 名古屋太閤通口の感想

画像は公式HPより

設備

今回ダイワロイネットを選んだ最大のポイントは、先述したように『全客室バス・トイレ別のセパレートタイプ』であることです。

お部屋はいずれも20〜30㎡程度のダブルorツインの作りとなっています。

今回はモデレートツインを予約しましたが、ベッド幅は110cm×2で、お部屋も荷物を広げても不自由ない広さでした。

モデレートツイン以上の広さのお部屋ではベビーベッドを設置できますが、使用は1歳未満に限られるそうです。

モデレートツインルーム、広さは26㎡(画像は公式HPより)
全室がバス独立、洗い場があってしかも綺麗(画像は公式HPより)

ただしビジネスホテルなので仕方がないのですが、室内は土足(カーペット敷)となっています。

まだスリッパを上手に履けない子供は、湯上りの移動などに苦労するかもしれません。

汚れが気になる方はレジャーシートなどを持っていくとお役立ちそうです。

また、2016年にオープンした比較的新しいホテルなので、全体的に設備も新しく、清潔感がありました。

お風呂も綺麗で、シャワーヘッドにはReFaが使用されていました。

しかし化粧水やクレンジング等のアメニティ、子供用のシャンプーやボディソープ等は用意されていないので注意が必要です。

また建物1階にセブンイレブンが入っているので、朝食や水などを買い忘れたときにも便利です。

ロケーション

ホテルのアクセス情報、名古屋新幹線口と混同に注意(画像は公式HPより)

ホテルは新幹線口に近い一方、名古屋駅前のメインエリアからは少し距離があります。

公式には『名古屋駅太閤通口から徒歩4分』となっていますが、名古屋駅新幹線口前の銀時計からは400m程の距離があります。

2歳の子供連れだと、新幹線口からは10分強地下鉄の駅からは20分強かかりました。

また先述したように太閤通口は雑多な雰囲気なので、夜の移動には特に注意が必要だと感じました。

桜通口側の駅前からホテルに帰る場合は、

  1. 桜通口から名古屋駅の中を通り抜ける
  2. 太閤通口からは出ずに左手の「うまいもん通り太閤通口」へ入る
  3. うまいもん通りの南端の出口から出る

というルートが比較的明るい所を通ってホテルまで行けるのでおすすめです。

太閤通口から出ず、左手の「うまいもん通り太閤通口」を通り抜ける
「うまいもん通り」の南端の出口、ここからホテルまでは220m

ホテルの総評

ロケーションに多少の不便はありましたが、全体として『子連れ旅行』かつ『宿代をある程度抑えたい』という場合に、今回のホテルは良い選択だったと思います。

子供は予期しない所を触ったり、変な隙間に挟まったりと自由に動きがちなので、施設が新しく全体的に綺麗である、ということはこれらのストレスを大きく緩和できました。

またダイワロイネットホテルは全国展開しているビジネスホテルなので、次回以降の旅行にもこの経験が生かせそうです。

名古屋駅周辺の子連れ食事

またレストラン選びも、子連れ旅行の際には重要なポイントの一つです。

今回私たちは1日目の夕食と2日目の昼食に、子連れに優しいことを重視して飲食店を選びました。

両方とも全国展開している店なので、他の地域でも利用しやすいということもポイントです。

1日目夕食: トラジ名駅3丁目店

画像はトラジ公式HPより

子供がお肉を食べられるなら、焼肉は子連れディナーとして意外と便利です。

取り分けもしやすく、雰囲気も堅苦しくないところが多いので、子連れ利用がしやすいと思います。

  • 特徴: 半個室の席があり、子供用の椅子やカトラリーも用意してくれるので安心して食事ができました。
  • サービス: スープなどの子供用食事を頼む際、塩や胡椒の量を調整するかを逐一確認してくれました。子供の食事に配慮している点が印象的でした。
  • 全国展開: 名古屋駅直結の「セントラルタワーズ店」なら移動も便利、また都内にも多数店舗があり利用しやすいです。

▶︎トラジ名駅3丁目店公式HP

2日目昼食: みのるダイニング

画像はJR名古屋ビル公式HPより

2日目昼食は、帰りの新幹線の時間が決まっていることもあり、JR名古屋駅ビル内で取ることにしました。

出発20分前くらいにお店を出ましたが、時間的にちょうどよかったです。

  • 特徴: サラダバーやスープバーが完備されており、メインの料理を子供とシェアする形で利用しました。
  • サービス: ベビーカー入店可能で、食事中は預かっていてもらえました。また子供用椅子もありました。
  • 全国展開: 全国に「みのる○○」という系列の店舗があります。都内の銀座三越にも店舗があるのですが、銀座日本橋エリアでの子連れランチに非常に便利で人気のお店です。

▶︎みのるダイニング公式HP

名古屋駅のJRセントラルタワーズとJRゲートタワーの上層階は繋がっており、12F・13Fの全体がレストランフロアとなっています。
ベビーカーでの入店がしやすい店も多く、新幹線までの時間調整もしやすいので、子連れでの食事には便利だと感じました。

旅行の総評と次回の旅行への期待

今回は一泊二日の弾丸旅行でしたが、思ったよりもスムーズに動くことができました。

特に、2歳児連れの新幹線移動とビジネスホテル宿泊が、大きなトラブルなく達成できたことは大きな収穫だったと思います。

宿選びの条件をしっかりと押さえておけば、ウェルカムベビー認定を受けていないお手頃なビジネスホテルでも、十分に子連れで泊まることができると実感しました。

この経験から、以前よりももう少し気軽に旅行に行けるようになったと感じています。

次回は飛行機を利用した旅行を計画しているので、また後日体験をシェアしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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【イタリア・ドイツ周遊旅行】初めてのヨーロッパ~《5日目》ローマ&バチカン市国~ https://urichiki.com/2020/09/13/travel/europe-travel-5th-day.html Sun, 13 Sep 2020 05:06:07 +0000 https://urichiki.com/?p=499 こんにちは、うりちきです。この日は朝一からバスでローマへと移動します。フィレンツェからローマまでは約280km、東京から名古屋ぐらいの距離ですね。移動時間はだいたい3時間強、ツアーバス移動では恒例となったお土産屋さんへの […]

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こんにちは、うりちきです。
この日は朝一からバスでローマへと移動します。
フィレンツェからローマまでは約280km、東京から名古屋ぐらいの距離ですね。
移動時間はだいたい3時間強、ツアーバス移動では恒例となったお土産屋さんへの途中立ち寄りを経て、お昼前にはローマへと到着しました。

日本で言うところのメンソレータムのようなクリーム

店員さんにお勧めされて購入したのですが、こちらのクリーム、メンソレータムのように非常にスース―して、イタリアの強い日差しで火照った肌に気持ちいいです。
筋肉疲労にも効くそうなので、歩き疲れ解消にもGood

ローマの街中は大型バスでは移動できないとのことで、お昼ご飯の後に5つの班に分かれてそれぞれミニバスへと乗り込みます。

まずはローマの中にある世界最小の国、バチカン市国を観光します。

バチカンへ入国する入り口周りは非常に多くの人で賑わいます

バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂を、ローマの現地ガイドさんに連れられてじっくりと見て回りました。

特に美術館に入る前にはガイドさんが非常に時間をかけてそれぞれの絵の意味や鑑賞ポイントなどを解説してくれたので、とても有意義な鑑賞となりました。

ただし解説用の広場は屋外で、この日はまた特段に日差しが強かったので暑くて根を上げそうに。

美術館内には所狭しと彫刻が並べられています。

また天井や床にも余すことなく装飾が施されており、上から下まで目が忙しい。

当然人気観光地でもあるので、特にバカンスのこの時期には非常に人が多いです。

美術館から続くシスティーナ礼拝堂ではあの有名な「最後の審判」を鑑賞することが出来ますが、礼拝堂はあくまで礼拝をする場所なので写真撮影および私語は厳禁。
静謐な空気の中で圧倒的なスケールの天井画・壁画を堪能します。

続いてサンピエトロ大聖堂へ入場します。
こちらもお馴染みとなりましたが、教会への入場となるので肌の露出や帽子の着用は控えましょう。

カトリック教会の総本山、サンピエトロ大聖堂は奥行きが200m以上というとてつもない大きさで、細かなところまで美しい装飾が施されています。

サンピエトロ大聖堂はイエスキリストの弟子の1人「聖ペトロ」のお墓の真上に立っており、聖堂内にもペトロの像が置かれています。

大聖堂のクーポラからはサンピエトロ広場を一望することも出来ます。
ガイドの方曰く、この時期は入場のための列がこの広場をぐるっと半周することもあるそう。

さて、1.5~2時間ほどのバチカン観光を終え、続いてミニバスでローマ市内観光へと移ります。
バチカンは意外と歩く距離が長く、厳しい暑さもあって全員かなり疲労困憊気味。
ミニバス内で水分補給が出来るように、大型バスから手荷物と共に持ってきておくことをおすすめします。

サンタンジェロ城
ベネチア広場

車窓からサンタンジェロ城、ベネチア広場を観光します。
ちらっと通りかかるだけなので、気になる方は翌日の自由行動で見に行くと良いでしょう。

トレビの泉 多くの人で賑わいます

トレビの泉ではミニバスから降りて、お決まりのコイン投げをします。
肩越しに投げたコインが泉に入ればまたローマへ来ることが出来るという言い伝えに沿って、非常に大勢の観光客が泉に背を向けてコインを投げていました。
ちなみに2枚投げると恋人と永遠に一緒にいられる、3枚だと恋人や配偶者と別れられるとされています。(キリスト教で離婚を禁止されていた名残ですね)
その気がない方は間違っても3枚同時に投げないように気をつけましょう。

最後に映画「ローマの休日」でも登場するスペイン広場を観光します。
映画ではオードリー・ヘプバーンが階段に座ってジェラートを食べていましたが、現在はジェラートを含め飲食は禁止されています。

広場の階段上より 人の多さがよく分かります

またこちらはショッピング街に面していることもあり非常に人が多いです。
スリも多発するそうなのでくれぐれも手荷物には注意しましょう。
ちょうど私たちが観光したタイミングでもスリがあったらしく、犯人らしい青年を警官が追いかけているところに遭遇してさすがにちょっと吃驚しました。
加えて押し売りも多発する場所なので、花やミサンガなどを押し付けられたり鞄に突っ込まれそうになっても毅然とした態度で拒否しましょう。

この日の宿泊は「ウナ・ホテル・デコ・ローマ」にて、日本のビジネスホテルのような綺麗なホテルでした。

夕食はカジキのショートパスタや白身魚など海鮮がメインでした。
明日は夕食含めて丸一日の自由行動となるので、ツアーの人達と一緒に頂くディナーはこれで最後となります。

少しだけホテルの周りを散策し、スーパーマーケットでパスタなどの簡単なお土産を買うと、この日はかなりの疲労もあって早々に就寝しました。
明日は1日の自由行動、ローマといえばやっぱり遺跡ということで「フォロ・ロマーノ」の観光に行こうと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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【イタリア・ドイツ周遊旅行】初めてのヨーロッパ~《4日目》フィレンツェ 観光~ https://urichiki.com/2020/04/16/travel/europe-travel-4th-day-2.html Thu, 16 Apr 2020 11:04:41 +0000 https://urichiki.com/?p=382 こんにちは、うりちきです。 昼過ぎからの結婚式も無事に終えて、折角なので夕食までの時間にフィレンツェの街を観光します。 まずはホテルから近い、カントゥッチオのお店「IL CANTUCCIO」にお邪魔しました。 カントゥッ […]

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こんにちは、うりちきです。

昼過ぎからの結婚式も無事に終えて、折角なので夕食までの時間にフィレンツェの街を観光します。

まずはホテルから近い、カントゥッチオのお店「IL CANTUCCIO」にお邪魔しました。

カントゥッチオというのはイタリアトスカーナ地方伝統のビスケットのようなお菓子。

お店によって硬さや甘さなどにかなり差があるのですが、 IL CANTUCCIOのカントゥッチオは硬すぎず甘すぎず、程よいサクサク感で日本人にも非常に食べやすいです。

チョコやイチジク、アーモンドなど様々な味がありますが、特に初めてであればおすすめなのはミックス(イタリア語ではミスト)。

5ユーロ(約350g)か10ユーロ(約700g)の袋を選ぶと、店員さんが一通りの味を適宜ブレンドしながら袋詰めしてくれます。

こちらの店員さん、非常にフレンドリーで明るい方で、あれこれと試食もさせてくれました。

私は10ユーロのミックスを3袋購入し、1袋は元職場へのお土産に、1袋はわが家へのお土産に、1袋は旅行中に食べきってしまいました。

日持ちがして万人受けするので、フィレンツェ土産には非常におすすめですよ。

店舗IL CANTUCCIO (旧名 Da Migliana)
住所Via Nazionale 121 r – Firenze Italy
休業日月曜日
営業時間10:00~13:30 / 15:30~19:00
電話番号+39 055 283566
HPhttp://www.biscottisanti.com/



フィレンツェにはカントゥッチオを扱うお店は沢山ありますが、もう一軒立ち寄った「Il Cantuccio di San Lorenzo」もこの街の人気店です。

こちらでは既に袋詰めされたミックスカントゥッチオが販売されており、手に取ってレジへと持っていくだけなので、店員さんとのコミュニケーションに自信がないという方はこちらの方が楽かもしれません。

Il Cantuccio di San Lorenzo のカントゥッチオは表面に砂糖がまぶされており、 IL CANTUCCIO のものよりも比較的甘く柔らかいことが特徴です。

折角フィレンツェに来たのであれば様々なお店のカントゥッチオを食べ比べてみるというのも良いかもしれませんね。

店舗Il Cantuccio di San Lorenzo
住所Via Sant’Antonino 23 r- Firenze Italy
休業日無休
営業時間9:00~19:30(日曜日は9:30~18:30)
電話番号+39 055 290034
HPhttps://www.ilcantucciodisanlorenzo.it


さて、イタリアのデザートといえばカントゥッチオ以外にもジェラートです。

「Perche no!」や「Grom」などが人気店ですが、今回私が訪れたのはフィレンツェ在住のメイクさんが絶対にここ!とおすすめしてくれた「Edoardo」です。

ここで痛恨のミス、写真を撮り忘れてしまったのですが、ミラノからこの後のローマまでのイタリア旅行中に食べたジェラートの中で、一番美味しかったのがこのエルドラドのジェラートでした。

クリームやチョコレート系も勿論美味しいですが、このお店のジェラートは非常に味が濃厚で水っぽさが全くないので、特におすすめなのはフルーツ系のフレーバーです。

ジェラート好きの方は是非こちらへ立ち寄ってみてください。

店舗Gelateria Edoardo
住所Piazza del Duomo 45 r – Firenze Italy
休業日無休
営業時間10:30~23:00(日・月・火・水曜日は~22:30)
電話番号+39 055 281055
HPedoardobio.com



さて、フィレンツェの街で恐らく最も象徴的な建物が「ドゥオモ」と呼ばれる赤く丸いドーム屋根の建物でしょう。

「ドゥオモ」一部工事中の様子

こちらは正式名称は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」といい、ドーム部分の高さは実に107mもあるとのこと。

私達は結婚式のため時間がなく外観だけの観光でしたが、今回参加したツアー行程では中に入ることが出来たそうですよ。

聖堂入り口周りは非常に多くの人で賑わいます



また、フィレンツェといえば、革製品が有名な街でもあります。

折角ということでショッピングに訪れたのは「The Bussetto Florence」という革小物店。

こじんまりとした店内にはキーケースや小銭入れなどの小物が並べられ、店の奥には職人さんの作業場を覗くことが出来ます。

今回はキーケースと名刺入れを購入し、イニシャルとフィレンツェの街の紋章を焼き印で入れてもらいました。

「百合」をモチーフとしたフィレンツェの紋章は街の色々なところで見られます
店舗The Bussetto Florence
住所Via Palazzuolo 136r – Firenze Italy
休業日日曜日
営業時間9:00~13:00 / 15:30~19:30
(土曜日は9:00~13:00)
電話番号+39 055 290697
HPhttp://www.ilbussettofirenze.com/it/



夕食の時間までもう少し、予約したお店へ向かう道中でヴェッキオ橋を渡ります。

サンタ・トリニタ橋から見たヴェッキオ橋とアルノ川

ヴェッキオ橋はアルノ川にかかるフィレンツェでも最古の橋で、初めに建設されたのは中世以前とのこと。(その後1度洪水で流されて1350年頃に再建されたそう)

橋の根元から中央にかけてジュエリー店やお土産屋さんが立ち並び、多くの観光客でにぎわっています。

ところで特にここヴェッキオ橋で注意したいのが、悪質な路上販売です。

ここでは足元に絵が広げられていることがあり、橋からの景色に見とれて誤って踏んでしまうと、弁償ということで購入を迫られてしまいます。

美しい街ではありますが、くれぐれも危機管理意識はしっかりと持って観光するようにしましょう。



夕食までもう少しだけ時間があるということで、ヴェッキオ橋を渡ってすぐのところにある革靴店「Mannina」へもお邪魔しました。

さすがフィレンツェ、質の良い革靴が日本よりもかなり安く販売されています。

しかもこちらのお店では店員さんが日本語を話すので、試着が必要な靴も気軽に買いやすいですね。

しかし、なんとこの年は長いGWで日本の観光者が大勢訪れたために、日本人の足のサイズ(25~26以下)はほとんど売り切れてしまったとのこと。

美しいデザインだけ楽しみ、購入は次に来た時までお預けということでお暇しました。

店舗Mannina
住所Via de’ Guicciardini 16 r – Firenze Italy
休業日記載なし
営業時間9:30~7:30
電話番号+39 055 282895
HPhttp://www.manninafirenze.com/



さて足早にですがフィレンツェの観光を終え、夕食はヴェッキオ橋近くにある「ボルゴ・サン・ヤコポ」というリストランテで頂きます。

今回結婚式をお願いしたワタベウェディングの場合、オプションという形でお店の予約までは手配してくれたので、入り口でその旨を告げるだけでスムーズに席へと通されました。

ところでイタリアンのレストランにはフォーマルからカジュアルまで様々あり、概ねは「リストランテ」=ドレスコードがあるようなフォーマルなお店、「トラットリア」=比較的カジュアルながら本格的なイタリアンが楽しめるレストラン、「オステリア」=ふらっと立ち寄れる居酒屋的なお店、といった違いがあります。

こちらのお店は非常に素敵なリストランテで、ドルチェ込みのフルコースを頂いたのですが、さすがに写真を撮れるような雰囲気でもなく、残念ながら店内やお料理の写真はありません…

後から知ったのですがこちらはフェラガモグループが経営しているお店らしく、道理で高級感がありおしゃれな訳です。

私たちは牛肉のタルタルやラムのパスタなどお肉を中心としたコースを頂きましたが、メニューを見る限りお魚料理も充実しているようでした。

奥にはアルノ川とヴェッキオ橋を望めるテラス席もあるので、フィレンツェでロマンチックな食事がしたい方におすすめです。

Borgo san jacopo HPよりお借りした画像
店舗Ristorante Borgo San Jacopo
住所Borgo S. Jacopo 62 r – Firenze Italy
休業日記載なし
営業時間12:00~14:30 / 19:30~23:00
電話番号+39 055 281661
HPhttps://www.lungarnocollection.com/it/borgo-san-jacopo



さて、夕食後は各自ホテルへと解散し、私たちも明日からの旅程に備えます。

明日は朝からローマへ移動の予定です。

フィレンツェは美しい街でしたが結婚式のためあまり観光が出来なかったので、次は是非「ヴィーナスの誕生」や「受胎告知」を見に訪れたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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【イタリア・ドイツ周遊旅行】初めてのヨーロッパ~《4日目》フィレンツェ 結婚式~ https://urichiki.com/2020/04/14/overseas-wedding/europe-travel-4th-day-1.html Tue, 14 Apr 2020 07:24:47 +0000 https://urichiki.com/?p=377 こんにちは、うりちきです。 ヨーロッパ旅行4日目、いよいよ結婚式当日となりました。 式の開始は14時30分ですが、午前中は着替えなどの準備があるので、残念ながら本日のツアーは予め全てキャンセルしており、私たちだけ1日フリ […]

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こんにちは、うりちきです。

ヨーロッパ旅行4日目、いよいよ結婚式当日となりました。

式の開始は14時30分ですが、午前中は着替えなどの準備があるので、残念ながら本日のツアーは予め全てキャンセルしており、私たちだけ1日フリータイムとなっています。

今回は時間に沿って一日の実際の動きをご紹介するので、海外挙式を検討している方の参考になれば幸いです^^

9:00

濃密なツアーがない分、いつもより少しゆっくりめに起床すると、この後のメイクアップのために最後のマッサージやパックを行います。

ブライダルサロンについてはまた機会があれば別記事でご紹介できればと思いますが、私は式前の2週間で3回ほど通い、直前ケア用に保湿パックと美容液だけ追加購入しておきました。

これが結果的には大正解で、イタリアの日差しはかなり強く紫外線ダメージも大きいので、海外挙式を検討している方は少なくとも式までは毎晩きちんと肌や髪のケアをしておくことをおすすめします。

メイクや着替えはブライダル店(ワタベウェディングさん)のフィレンツェ支店で行うことになっているので、迎えを待つ間にホテルから持っていくものの最終確認をします。

今回はドレスやタキシード、靴などは現地でのレンタルだったので、購入したアクセサリーやドレス用の下着、自作したヘアアクセサリーなどをひとまとめにしておきます。

10:30

私たちが泊まっているホテルまで現地スタッフの運転するリムジンが迎えに来てくれました。

ワタベウエディングフィレンツェ店へ到着すると、すぐに打ち合わせと軽い予行演習が行われます。

バージンロードの歩き方、新郎との対面の仕方、式の流れなどを一通り練習しますが、本番では緊張してど忘れしそうです。

11:00

打ち合わせが終わると、まずは時間のかかる新婦のメイクアップとヘアセットから始めます。

ここで希望のイメージなどを聞かれるので、こだわりのある方は是非写真などを用意していきましょう。

私は結局最後まではっきり決まらず、なんとなくのイメージだけでメイクさんに全てお任せしてしまいました(笑)

対応してくれたメイクさんはフィレンツェに在住しているとのことで、日々の生活の様子やおすすめのお店などをお話しながらのメイクアップは非常に楽しかったです。

特にイタリアで生活していて一番困ることは「網戸」というものがなく、虫が入らないように窓をあける術が見つからず困っているとのこと。

華やかに見える海外生活も何かと困り事はあるようです。

メイクにはかなり時間がかかるので、待っている間暇な新郎は近所のカフェまでお昼ご飯の調達に出かけました。

私は動けないので片手で簡単に食べられるパニーニとコーヒーを買ってきてもらいました。

一人で街中にご飯を調達に行くことが難しいという方は、軽食を持ってきておくと良いかもしれません。

13:00

さて、新婦のメイクが終わると新郎のメイクアップですが、こちらは当然ながら新婦と比べてあっさりと終わります。

お手洗いなどの最終確認をしたら、いよいよドレスに着替えます。

後ろで締め付けるタイプのドレスだったので、苦しくならないようにお昼ご飯は軽めにしておいて正解でした。

ドレスアップが完了すると、その場で歩き方の練習や式の流れの再確認が行われます。

ドレスの裾を踏まないようにするには、足を前に出す際に少し大げさなくらい足を蹴り上げると歩きやすいと教わりました。

本番ではベールを被って視界が非常に悪いので、なんとか転ばないようにだけ頑張りましょう。

ここはさほど時間がないので、簡単に練習が済んだらいよいよ式場へ向かいます。

14:00

朝乗ってきたリムジンに再度乗り込み、ブライダル店から教会へ。

お店を出ると道行く人が口々におめでとうと声をかけてくれました。

ドレスで街中に出ることに抵抗がなければ、オプションでフォトツアーをつけてみるのも良いかもしれません。(フィレンツェの場合は街を象徴する『ドゥオモ』や『ヴェッキオ橋』といったスポットや、街並みが一望できる『ミケランジェロ広場』での撮影になるようです)

14:20

St. James Church (Via Bernardo Rucellai, 9, 50123 Firenze FI, イタリア)

セント・ジェームズ教会へと到着です。

普段は何かと雨に降られる私達ですが、この日は晴れていてよかったです。

現地集合をお願いしておいた参列者達が皆揃っていることに一安心しながら、アルバム用に「リムジンから降りるシーン」の撮影を行います。

式を執り行って下さる神父様(女性の方でした)へと挨拶をし、最後にもう一度だけ式の流れを確認すると、各自バージンロードや教会入り口、参列者席などの定位置につきます。

14:30

いよいよ式が始まります。

パイプオルガンの生演奏の中、20m程のバージンロードをゆっくりと歩きます。

新郎と合流して神父様の前まで行き、誓いの言葉などを神父様が読み上げます。

ちなみに本教会では英語での挙式ですが、神父様の言葉は逐一スタッフの方が訳してくれるので、分からなくてもさほど構える必要はありません。

段取りに従い指輪の交換や署名を済ませ、全体を通して30分ほどで式は終了しました。

15:00

式は終わり神父様や参列者達とシャンパンの乾杯をして少し歓談するとひとまず解散となります。

私たち2人はその場に残ってお見送りと、アルバムのための写真撮影が行われました。

この辺りから太陽に少し雲がかかりだしたのですが、現地カメラマンの方曰く快晴で明るすぎるよりも多少雲があった方が写真は綺麗に写るのだとか。

私たちのように普段写真を撮られ慣れてない人でも、カメラマンが色々ポーズを提案してくれるので大丈夫です。

勿論写真が好きな方はこのために自作のアイテムを用意したり、こちらからポーズや構図を提案するのも良いでしょう。

指先の写真なども撮るのでネイルなどにこだわるのもおすすめ


15:30

写真撮影も30分程で終了し、帰りはそのまま宿泊ホテルまでリムジンで送って行ってもらいます。

スタッフの1人も部屋まで同伴し、大きなキャリーケースに私たちの荷物や元々着ていた衣服などを入れて運んできてくれます。

ホテルの自室でドレスを脱がせてもらい、受け取った荷物や衣服と交換にそのままドレスを返却、これで全て完了となります。

16:00

起きてから実働は7時間ほどですが、朝から長くて濃い一日となりました。

この後は参列者を招待したディナーを予定しているので、それまでほんのわずかな時間ですがフリータイムとなります。

少し長くなりましたので、この後のフィレンツェ観光についてはまた次回。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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【イタリア・ドイツ周遊旅行】初めてのヨーロッパ~《3日目》ヴェネチア⇒フィレンツェ~ https://urichiki.com/2019/07/12/travel/europe-travel-3rd-day-1.html Fri, 12 Jul 2019 11:46:36 +0000 https://urichiki.com/?p=321 こんにちは、うりちき(@urichiki)です。 今日は水の都ヴェネツィアを観光します。 出発前にホテルで朝食を取ります。 イタリアの朝食はとにかく甘いものが多いのだそう。 パンやシリアル、ハムや卵などホテルの朝食バイキ […]

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こんにちは、うりちき(@urichiki)です。

今日は水の都ヴェネツィアを観光します。

出発前にホテルで朝食を取ります。

イタリアの朝食はとにかく甘いものが多いのだそう。

パンやシリアル、ハムや卵などホテルの朝食バイキングによくあるものの他に、朝からこれでもかとケーキが並んでいます。

特に写真のピスタチオのケーキが非常に美味しく、朝から幸せな気持ちになりました。

さて、最初の観光はヴェネツィア名物のゴンドラです。

街中には色々なところにゴンドラ乗り場があるのですが、中でも一番人気だというこちらには所狭しと舟が浮かんでいます。

ゴンドラは6人乗り、事前に特別プランに申し込んだ組は2人だけの遊覧を楽しんでいました。

時に他のゴンドラや、物資を積んだ輸送船とすれ違いながら、しばしの遊覧を楽しみます。

今回のツアーでは6人乗りのゴンドラ全4艘に対して、アコーディオン奏者と歌い手が1組付いてきてくれたのですが、私達の乗った舟は一番離れていたのでほとんど聞こえませんでした…残念。

途中、こんな感じの広いところにも出ます。

爽やかでとても気持ちが良いですが、とにかく日差しが強いです!

日焼けをしたくない方は帽子着用など気をつけましょう。

ちなみに奥に見えているのが「ため息橋」で、こちらは後ほど観光します。

再び細い水路に戻り、元の場所へ帰って遊覧は終了です。

時間にして30分程でしょうか、ヴェネツィアらしい観光なので一度は体験する事をお勧めしますよ。

ちなみに乗り場にはカメラマンの方がいて、出発時に写真を撮ってくれます。

ゴンドラを降りた際に現像した写真を5ユーロで売ってくれますが、勿論要らない場合は断って大丈夫です。

ゴンドラ周遊を終えると、昨日見た広場を通り、寺院と礼拝堂を観光します。

サンマルコ寺院はヴェネチアの守護聖人である聖マルコの聖遺骸を安置するために造られた教会で、2階バルコニーからは美しいサンマルコ広場を一望することが出来ます。

バルコニー以外での撮影は禁止なので注意してください。

バルコニーからの景色がこんな感じです。

比較的早い時間でしたがさすが人気の観光地、人が増えてきていますね。

更に続けてドゥカーレ宮殿を巡ります。

ドゥカーレ宮殿はヴェネチア共和国時代の政治の中枢で、その繁栄と威信を見せつける必要があったために、内部は壮麗な絵画や天井画で装飾されています。

壁から天井に至るまで油絵と装飾で埋め尽くされており、当時のヴェネチアの栄華を思わせます。

特に大評議の間に描かれた世界最大の油絵「天国」は必見ですよ。

また、裁判所でもあったドゥカーレ宮殿からは、罪人が繋がれていた牢獄へも通じています。

華美な宮殿とは打って変わって、薄暗く無機質な石造りの牢獄を見学することも出来ました。

またこの牢獄から裁判所へと続く道が「ため息橋」と呼ばれる橋で、その名前の由来は「ため息が出るほど美しい」という説の他に、「罪人たちがこれから裁かれることを憂いてため息をついた」という説もあるのだとか。

牢獄を見学すると、このようにため息橋の内側から運河を眺めることも出来ますよ。



さて、サンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿を見学した後は、ヴェネチアンガラス工房へ向かいそこで一旦解散・自由行動となりました。

工房では職人さんがガラス作品を作る様子を見ることができ、その後お土産売り場へと案内されます。

無理に勧められたりはしないので、興味のない方は勿論何も買わずに工房を出てOKです。

私はせっかくだったのでヴェネチアンガラスのピアスを購入。

本当はグラスが気になったのですが、日本まで割れずに持って帰る自信がなく…しかし後からツアーの他の参加者さんに聞いたところ日本まで配送を(しかも値切ったら送料無料で)してくれたとのこと。

興味のある方は是非交渉してみてください。

さて、本ツアーではここで自由行動となり、各自でお昼ご飯を取ることになります。

私達はヴェネチアの観光名所「リアルト橋」を目指しつつ、「バーカロ」でのランチを楽しむことにしました。

リアルト橋はサンマルコ広場から北西に600m程行ったところなので、10分もあればたどり着きます。

こんな感じで所々に「RIALTO」と方向を示してくれているので確認しながら進むと良いでしょう。

「バーカロ」というのはヴェネチアンスタイルのお店で、カウンターでグラスワインとつまみ(チケーティ)を購入して頂く酒場のこと。

カウンターや店の外で立ち飲み形式のお店も多く、特に食べ歩きが好きな方であればぴったりでしょう。

ワイン・チケーティが1ユーロ前後から楽しめるところが多いので、何店舗かハシゴするのもいいですよ。

ワインはプロセッコ(スパークリング)、チケーティはサンドイッチやブルスケッタ、コロッケなどのヴェネチア名物料理がおすすめです。

更に興味のある方はこちらのブログに良いお店がいくつか紹介されていたので是非参考にしてみてください。
https://nicolenaworld.com/venezia-best-bacaro/

結局3軒ほどハシゴしながらようやくリアルト橋に到着。

バカンスシーズンということもあり、この人の混みようです。

ほろ酔い気分は楽しみつつも、カバンや貴重品はしっかりガードしましょう。

橋の途中からこのように運河を見渡すことができます。

特に天気が良いと非常に気持ちが良いですね。

両サイドにはお土産屋さんが立ち並びとても活気づいています。

このエリアのおすすめはリアルト橋ももちろんですが、橋を渡ってちょっと行ったところにある青空市場です。

魚介や野菜が所狭しと並べられていて、見て回るだけでも楽しめますよ。

自由行動を終えてホテルに再集合すると、名残惜しいですがヴェネチアともお別れです。

行きと同様に小型船に乗って観光バスのある港へと向かいます。

船では前日に引き続き屋根のない席にあたったため、風と日差しを存分に浴びながら進みます。

昨日よりも日が高い時間だったため日差しはかなり強め。

日焼けが気になる方はくれぐれも屋内席を選ぶか、帽子を着用しましょう。



観光バスに揺られること4時間弱、途中1回お土産屋さんでトイレ休憩を挟んでからフィレンツエに到着です。

ホテルへ向かう前にミケランジェロ広場へ寄り、丘の上からフィレンツエの市街を一望。

ドゥオモを始めとした美しい街並みに、「イタリアへ来たんだなぁ」と一番強く実感したのがこの場所でした。

明日はツアー行程ではフィレンツエの観光、なのですが私達は挙式の予定があるので観光は全てスキップとなりました。

芸術の街フィレンツェ、次回は是非この街を目的として旅行に来たいですね。

今日の宿は「ホテル アルバーニ」、サンタノヴェッラ駅にも近く街の観光がしやすい位置にあります。

夕食はホテル内レストランにて、フィレンツエ風ステーキを頂きました。

こちらのステーキ、焼く前にわざわざ肉の塊を見せに来てくれて、更に焼いたあとにもカット前の塊を披露しに来てくれた…のですが、あまりの大きさに全員唖然として誰一人写真を撮ることに気がつけませんでした。

客室も非常に清潔感があり広々としていました。

またこちらのホテルにもきちんと浴槽があり、足の疲れを癒やしたり、お洗濯をすることもできます。

ですが流石に今日は明日に備えて早めに就寝することに。

明日はいよいよフィレンツェの教会にて結婚式を行います。

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【イタリア・ドイツ周遊旅行】初めてのヨーロッパ~《2日目》ミラノ⇒ヴェネチア~ https://urichiki.com/2019/07/10/travel/europe-travel-2nd-day-1.html Wed, 10 Jul 2019 14:56:15 +0000 https://urichiki.com/?p=275 こんにちは、うりちき(@urichiki)です。 いよいよ今日から本格的に観光が始まります。 ホテルのチェックアウトを済ませると(こちらはツアーであっても各々でした。「ミニバーは使った?」などの簡単な会話ですが英語に備え […]

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こんにちは、うりちき(@urichiki)です。

いよいよ今日から本格的に観光が始まります。

ホテルのチェックアウトを済ませると(こちらはツアーであっても各々でした。「ミニバーは使った?」などの簡単な会話ですが英語に備えておきましょう)、ガイドさんの解説を聞くためのイヤホンガイドを配布されます。

こちらをツアー中はほぼ常に首から下げておくことになるのですが、意外と結構肩が凝りました。

胸元にポケットのある服だとそこに入れておくだけでかなり楽なのでおすすめです。

さて、部屋前に出しておいたスーツケースもバスへと積み込まれ、いよいよ観光が始まります。

基本的にイタリアではツアーを添乗してくれる添乗員さんの他に、日本語で観光案内をしてくれるガイドさんと、現地人の方が1人付きます。

イタリアは観光ルールが厳しく、地元に籍のある人と一緒でないとツアー観光をしてはいけないのだそう。

地域によっては観光バスの入場に対して料金を請求するなど、観光を財源化することに力を入れているのだとガイドさんから聞きました。

日本も(特に京都とか)そうしたらいいのになあと思ったりしました。

ミラノの街並みはとてもオシャレで、どこを撮っても絵になります。

この日は日曜日だったこともあり道が非常に空いていましたが、平日だと通勤の車でもっと混みあうのだとか。

また印象的なのが、至る所道路の端には縦列駐車で車が止められているのですが、その間隔が極めて狭く、中には当たっているものもありました。

イタリアでは車はあくまで「移動のための道具」と考えている人が多いので、汚れたり凹んだりしてもあまりお構いなし。

そのため縦列駐車の際にも普通にぶつけて出たり入ったりすることもあるのだそうです。

さて、この日最初の観光は、かの有名な「最後の晩餐」の鑑賞でした。

世界各地から人々が観に訪れるこの絵画は、食堂の壁という絵にとって環境の悪い場所に描かれたものであったことから経年劣化が大きな問題となっていました。

更に作者のレオナルドダヴィンチが筆が遅かったことから、壁画として一般的なフレスコ画ではなく、耐久性の低いテンペラ画で描かれたことも劣化の原因となりました。

そのため現在では厳重な保存管理体制が敷かれており、25人という決められた人数が15分ごとに入退場させられる形式となっているため、イタリアでもなかなか予約が難しい観光箇所でもあります。

こちらがその「最後の晩餐」となります。

一応撮影は可能となっていますが、絵の保全のためフラッシュ厳禁で、食堂自体も薄暗くなっているので正直綺麗に写すことは不可能です。

綺麗な絵として欲しい方は出たところにあるお土産ショップで絵はがき等を購入することをお勧めしますよ。

引きで撮ると、部屋はこのようになっています。

食堂の壁一面全体を使って描かれた絵は非常に迫力のあるものでした。

また置いてあるベンチに座って眺めると、まるで晩餐に同席しているかのような構図となるよう工夫されているそうです。

もっとじっくり眺めていたかったのですが、あっという間に制限時間が来て外へと出されてしまいました。

機会があれば是非また観に来たいですね。

「最後の晩餐」のあったサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を後にして、バスで次の目的地へ向かいます。

ミラノはどちらかというとオフィス街なので、日曜日はとても人が少なく静かです。

途中でスフォルツェスコ城を外観だけ観光、ちょっとだけ写真撮影の時間がありました。

時間の都合で中を観光することはできませんでしたが、こちらはミラノ大公のフランチェスコ・スフォルツァが建立した城で、現在は美術館になっています。

ミケランジェロ作の「ロンダニーニのピエタ」などが有名な美術館なので、次ミラノに来ることがあればここにも立ち寄りたいですね。

次の観光はサンタ・マリア・ナシェンテ教会、名前の意味は「生まれつつある聖母のための教会」となります。

その名の通り尖塔の先端には黄金のマリア像がミラノの街を見守っています。

中は、これぞゴシック様式というように並び立つ柱が非常に荘厳で圧倒されます。

今日は日曜日なのでちょうどミサを行っていました。

邪魔にならないよう静かに観光させて頂きます。

ちなみにこちらに限らず、教会を訪れる際には肩出しなど肌の露出が多い恰好はNG。

男性の帽子も入場時には取りましょう。(女性はキャップなどのファッション性の強い帽子でなければOKだそうです)

床のモザイクや鮮やかなステンドグラスも特徴の一つです。

私はキリスト教徒ではありませんが、なんだか身が引き締まるような神聖さや厳粛さがありました。

さて、中を存分に堪能したところで、こちらの教会は上へ登ることが出来ます。

エレベーターで上がったところでこのくらいの高さ。

教会自体が大きいので分かりにくいですが結構高いです。

下から見えていた尖塔もこのくらい近くに見られます。

登りながら、なんだかキングダムハーツのダンジョンみたいだなと思いました。(ホロウバスティオンみたいだなと…分かる方いらっしゃるかな)

この時点でも結構高いのですが、これより上に登るためにはこのように結構細い階段を使う必要があります。

足腰に自信のない方はここまでで引き返すことも出来ますので安心してください。

てっぺんまで登ると少し開けた広場のような所に出るので、存分にミラノの街並みを眺めることが出来ます。

画像中央の塔の先端にあるのが黄金のマリア像ですね。

このようにミラノ一面を見渡せます。

景色も勿論良いですし、教会の意匠自体を間近に見ながら登ってこられるのでおすすめですよ。

ただこの日は日差しが非常に強く、日陰の少ない頂上広場はかなり暑かったです。

サンタ・マリア・ナシェンテ教会を出たら、そのまますぐ脇にあるアーケードへ。

こちらはガレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレといって、サンタ・マリア・ナシェンテ教会とスカラ座を結ぶ十字型のアーケードです。

アーケード中央の十字部分です。

天井がガラスで出来ているので光が差し込み、壁のフレスコ画や床のモザイク画がより綺麗に見えます。

壁の絵はヨーロッパやアジアなど各地域を描いたものなのだそうです。

ちなみにこちらの床にある絵のうち、雄牛の大切な所を踏みつけて回ると願いが叶うとかで、大勢の人が踵でぐりぐりと踏んで回っていました。

アーケードを抜けるとこちらが有名なスカラ座です。

今回はその横に併設されているスカラ座博物館を観光しました。

中には著名な音楽家やオペラ歌手などスカラ座になじみの深い方々の肖像画や像、実際に使用していた道具やスコアなどもありました。

壁には当時実際に使用されていたポスターなども多く貼られており、オペラ好きにはとても楽しいでしょう。

完全に余談なのですが、こちらにあるお手洗いにはなんと便座がありませんでした。

実はこの後イタリアでは何度も遭遇することになる、「海外の便座がないトイレ」との初邂逅です。

対処法はスクワットのように腰を浮かせるか、諦めて綺麗に拭いて座るか…、そもそもイタリアにはトイレが少なく、更には水流が弱いため紙を流してはいけない所が多かったり、滞在中一番困ったのがトイレ事情でした。

話は戻ってミラノの観光はここまでで、この後昼食(ミラノ風カツレツ)を頂き、ヴェネチアへと向かいます。

このような感じのブドウ畑をバスで走ること計3.5時間程、途中一回お土産ショップに寄ってヴェネチアの船乗り場に到着しました。

ここから本土へは20分程船に乗って移動する必要があります。

時間は短いですが船酔いが怖い方は予め酔い止めを飲んでおきましょう。

夕方なのでマシとはいえ、なかなか日差しが強いです。

ここまでずっとバスだったので、風を切って船で進むのは非常に気持ちが良かったです。(が、日焼け止めは必須)

ヴェネチア本土の水路に入りました。

途中何度もゴンドラとすれ違います。

これぞヴェネチアという景色にテンションが上がります。

ホテルへは水路に面した裏口から直接入ることが出来ました。

日や時間によっては水位の関係で、舩を降りて玄関から入らないといけないこともあるのだそう。

ヴェネチアで泊まったホテル(ボンベッキアーティ)です。

ヴェネチアングラスのシャンデリアなど、内装が素敵なホテルでした。

しかし、このホテルではちょっとしたトラブルがあり、まずチェックイン後しばらくして清掃係の方が現れたので話を聞いたところ「この部屋窓を閉め忘れたわ」とのこと。

パタンパタンと片っ端から閉めていってくれましたが、そのためなのか室内には私が退治しただけで蚊が5匹!

更に退治し損ねたものもいて、朝起きると顔を含めて3か所刺されていました…火曜日は結婚式なのに…。

また、夜にシャワーを浴びていると突然中の電気が消えるというトラブルも。

恐らくブレーカーが落ちたのか、廊下などは煌々としているのですがこの部屋だけが真っ暗に。

フロントに電話してトラブルを伝え、しばらくすると復旧しましたがさすがにちょっとビックリしました。

と、部屋にはあまり恵まれなかったヴェネチアですが、街は美しかったです。

ホテルから皆で夕食を食べにレストランへ向かう途中、かのナポレオンが「世界一美しい広場」とも称したサンマルコ広場を通りました。

奥に見えているサンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿へは明日観光に行く予定なので楽しみです。

この日の夕食はイカ墨のパスタでした。

さすが水の都ヴェネチアは海産物のメニューが多いです。

正直イカ墨はあまり得意でなかったのですが、こちらは全く臭みもなく美味しく頂きました。

夕食が終わったらレストランで解散となり、せっかくなので夜のヴェネチアを散策して帰ることにしました。

夕暮れ時から夜のヴェネチアはどこも美しいですね。

ただ、ヴェネチアの陸路は非常に入り組んでおり、道によってはほとんど人気のない路地裏へ続いていることもあるので、日が暮れてから外を歩く場合はなるべく広場周りなど人の多い所をキープしましょう。

ちなみに私達は適当に歩いていたところがっつりと迷子になり、ホテルへ戻るのに1時間程かかりました。

明日は朝一番からヴェネチアの観光、名物のゴンドラからのスタートです。

▼本記事でご紹介した旅行プラン”ボンジョルノイタリア”は下記よりどうぞ
JTB

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【イタリア・ドイツ周遊旅行】初めてのヨーロッパ~《1日目》羽田⇒ミラノ~ https://urichiki.com/2019/07/10/travel/europe-travel-1st-day-1.html Tue, 09 Jul 2019 15:07:55 +0000 https://urichiki.com/?p=262 こんにちは、うりちき(@urichiki)です。 待ちに待ったヨーロッパ旅行初日、大きなスーツケース(90ℓ)を転がしながら、朝から成田空港へ向かいます。 さすがにそう頻繁に使うことのないサイズのスーツケースなので、購入 […]

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こんにちは、うりちき(@urichiki)です。

待ちに待ったヨーロッパ旅行初日、大きなスーツケース(90ℓ)を転がしながら、朝から成田空港へ向かいます。

さすがにそう頻繁に使うことのないサイズのスーツケースなので、購入するよりレンタルしてしまった方が収納場所にも困らないでしょう。
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今回の旅行の内イタリア周遊に利用したのは、JTBの「ボンジョルノ・イタリア」というツアーです。

日本からミラノ⇒ヴェネチア⇒フィレンツェ⇒ローマと4都市を周遊し、日本に帰ってくるというツアーなのですが、私達はローマ空港でツアーを離脱してドイツへ飛ぶという予定となっています。

JTBのツアーには現地集合&解散という飛行機代抜きの料金設定があったので、日本からの往路を含めて飛行機は全て個人で取った形となります。(予約手続きはJTBでやってもらいましたが)

この場合ツアーでよく見られる「座席隣合わせ確約」というものは当然なく、航空会社によっては予約時に席指定できないor有料であることもあるので、その場合は自分で事前オンラインチェックインを早めに行い席を確保しましょう。(ルフトハンザの場合24時間前からでした)

さて、成田空港から搭乗予定のアリタリア航空の機材が見えました。

この日はあいにくの雨で、スーツケースを持って移動するのが少し億劫でした。

しかし天気予報によるとイタリアは旅行中ずっとカラッと晴れの予定。

飛行機が揺れないことだけ祈りつつ、いよいよ搭乗します。

搭乗してから割とすぐに、機内で昼食のサービスがありました。

今日のメニューはイタリアン(ラザニア)or和食(牛肉)でした。

もちろんイタリアン!と思いましたが、2人旅なので1つずつ頼んでシェアします。

和食の方はこんな感じで、牛肉や野菜の煮物でした。

どちらを頼んでもパンとチーズ、スナック等はついてきます。

イタリアン・和食共に期待していたよりも美味しかったです。

さすが食の国イタリア、機内食のクオリティにもこだわりがあるのでしょうか。


ここから行は西向きに飛ぶため少し時間がかかり12時間程のフライトです。

日本を昼出発、現地に夕方着の便なのであまり寝ない方が時差ボケは楽でしょう。

機材が少し古いためかモニターがかなり暗かったり、なんと観られる映画に日本語字幕・吹き替えのどちらもなかったりと、「日本発なのに?」と思う点もありましたが、先日観たばかりの映画(グリーンブック)や、台詞を覚える程繰り返し見ている映画(イン・ハー・シューズ)を観たりして時間を潰しました。(どちらの映画もおすすめです)

また途中にサンドイッチorおにぎりが配られたり、着陸の少し前には夕食(軽食)にパンやハムなどのセットがサービスされました。

そうこうしている間に飛行機はミラノに到着、長旅ではありますがやっぱり直行便だと楽ですね。

飛行機から降りて入国手続きや荷物の受領を済ませたら、ツアーガイドさんや他の参加者達と合流しリムジンバスへと向かいます。

ミラノは、雲一つない…とはなりませんでしたが晴天です。

降り立った瞬間にカラッと暑い空気に包まれました。

現地時間18時頃の到着でしたが、真昼間のように明るく、気温も高いままです。

6月のイタリア(ミラノ)は日の出が5時頃、日の入りが21時過ぎ頃なので、日本の感覚でいるといつまでも日が高く不思議に感じます。


ミラノ・マルペンサ空港から今晩宿泊予定のホテル(スターホテル ビジネスパレス)まではバスで1時間程、郊外の空港なので車窓の風景はとてものどかです。

ホテルに到着後はガイドさんが全員分纏めてチェックインしてくれるので、それぞれ部屋の鍵が渡されるのを待ちます。

ツアー代にはポーター代も含まれているので、スーツケースはお部屋まで届けられていました。

スターホテル ビジネスパレスはこんな感じの中庭があるホテルでした。

部屋の中はこんな感じ。

基本的に海外のホテルでは、置いてあるドリンクやスナックはミニバーとして有料なのですが、初日のこちらだけJTBからの依頼で1人1本ペットボトルの水を用意してくれていました。

海外旅行の注意として、水は基本的に「購入して飲む」ものです。

水道水は勿論、街中にたまに井戸水が湧いているのですが日本人の胃腸にはお勧めできません。

また飲食店でも無料のお冷というものは存在せず、水をオーダーする必要があります。

そのため空港からホテル直行でスーパーマーケットなどに行くタイミングのない旅行初日は、日本の空港で手荷物検査後に水を1本は買っておくことをお勧めします。

ちなみにヨーロッパで売られているお水は硬水や炭酸水であることが多いです。

イタリアの場合、「Frizzante」と書いてあるものが炭酸水、「Naturale」が普通の水です。

硬度はSolidとして表記してあるものもありますが、成分表期のCaやMgを見るのが分かりやすいと思います。

◆参考 飲料水の硬度とCa・Mg含有量(mg/ℓ)
・南アルプスの天然水(硬度 30.0,Ca 9.7,Mg 1.4)
・ボルヴィック(硬度 49.8,Ca 9.9,Mg 6.1)
・エビアン(硬度 293.6,Ca 78,Mg 24)
・コントレックス(硬度 1559,Ca 486,Mg 84)

所によってはフランス産のボルビックを見かけましたし、きちんと成分を見て選べばエビアン程度の硬さの水であれば入手は難しくないでしょう。

イタリアの場合は「Santa Anna」という水が新生児にも与えられる軟水として有名です。

さて、飛行機で軽食は出たものの少し物足りないので、ホテルのレストランで夕食を食べました。

写真はラグーと豆のパスタです。

もう1つアスパラガスのリゾットも注文しましたがどちらも非常に美味しかったです。

ちなみにイタリアのレストランで卓上にパンが入ったカゴが置かれることがありますが、これはお通しのようなものなので自由に食べてOKです。

初日は長旅で疲れたということもあり、明日からの旅程に備えて早めに就寝しました。(結局旅行中は体力を使うためか、ずっと早寝でした)

明日はミラノ観光の後ヴェネチアへ移動の予定です。

▼本記事でご紹介した旅行プラン”ボンジョルノイタリア”は下記よりどうぞ
JTB

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【イタリア・ドイツ周遊旅行】初めてのヨーロッパ~概要編~ https://urichiki.com/2019/07/09/overseas-wedding/europe-travel-overview-1.html Tue, 09 Jul 2019 13:46:15 +0000 https://urichiki.com/?p=259 こんにちは、うりちき(@urichiki)です。 2019年の6月に、2週間かけてイタリア~ドイツを旅行してきました。 ヨーロッパの旅行は人生初でしたが、JTBのツアーと個人旅行を組み合わせて、非常に充実した2週間を過ご […]

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こんにちは、うりちき(@urichiki)です。

2019年の6月に、2週間かけてイタリア~ドイツを旅行してきました。

ヨーロッパの旅行は人生初でしたが、JTBのツアーと個人旅行を組み合わせて、非常に充実した2週間を過ごすことが出来ました。

また、旅行途中にはイタリアのフィレンツェで海外挙式も行ってきました(そのためにトラブルのリスクを減らすために今回は一部ツアーを利用しました)

そこで、実際に回ったプランやおすすめポイント、旅先であったトラブルなどをご紹介したいと思います。

勿論、フィレンツェでの海外挙式の一日の流れもご紹介しますよ。

ヨーロッパ個人旅行を計画している方、ツアーに参加しようとしている方、海外挙式を考えている方などの参考になれば幸いです!

◆旅行の行程(合計:13泊15日)

《JTBツアー「ボンジョルノ・イタリア」利用》
成田空港⇒ミラノ(アリタリア航空)  ミラノ1泊
ミラノ⇒ヴェネチア  ヴェネチア1泊
ヴェネチア⇒フィレンツェ  フィレンツェ2泊
フィレンツェ⇒ローマ  ローマ2泊

《個人旅行でドイツへ》
ローマ⇒ミュンヘン(ルフトハンザ航空)  ミュンヘン3泊
ミュンヘン⇒ローテンブルク  ローテンブルク1泊
ローテンブルク⇒フランクフルト  フランクフルト3泊
フランクフルト⇒羽田空港(ルフトハンザ航空)  機内泊



都市間の移動は、イタリアのツアー中はバスで、ドイツの個人旅行ではDB(ドイツ国鉄)を利用しました。

特にこの鉄道にはなかなか苦労させられたので、それも該当する日程で詳しくご紹介させて頂きますね。

また、海外を旅行する際に気を付けて欲しいのがスリ対策などの防犯です。

特に6月はバカンスシーズンということもあって、観光大国イタリアはどこもすごい人混みで、危険やトラブルも多く潜んでいます。(この旅行中にも、警官がスリを走って追いかけているところを目撃しました)

危険から身を護ることは勿論、楽しい旅行気分が台無しにならないよう、防犯意識は高めて行きましょう。


今回は概要ということでこの辺りで、次回から各日程をご紹介していきます。

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【那須で遊ぶ】南ヶ丘牧場は入場無料!【那須おすすめスポット】 https://urichiki.com/2019/06/06/travel/nasu-travel-2.html Thu, 06 Jun 2019 05:04:40 +0000 https://urichiki.com/?p=232 こんにちは、うりちき(@urichiki)です。 今回は親子連れからカップルまでおすすめの那須観光スポット「南ヶ丘牧場」をご紹介します。 (南ヶ丘牧場公式HP  https://www.minamigaoka.co.jp […]

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こんにちは、うりちき(@urichiki)です。

今回は親子連れからカップルまでおすすめの那須観光スポット「南ヶ丘牧場」をご紹介します。

(南ヶ丘牧場公式HP  https://www.minamigaoka.co.jp/
(園内MAP  https://www.minamigaoka.co.jp/map/

南ヶ丘牧場は那須高原でも人気の観光牧場

酪農や畜産が盛んな栃木県那須、自動車で走っているだけで車窓から牛を目にする程牧場が多い地域です。

その中でも絶大な人気を誇るのがここ「南ヶ丘牧場」です。

動物たちと触れ合えて、美味しい食事やスイーツが食べられて、那須らしいお土産も手に入る南ヶ丘牧場は、初めて那須に訪れたのであれば是非立ち寄って欲しいスポットです。

入場料・駐車料無料&年中無休が南ヶ丘牧場の人気の秘訣

南ヶ丘牧場は、なんといってもいつでもふらりと立ち寄れて、お金がかからないことがすごいです。

「我が家を訪れる人からお金をもらいますか?」という創業者の言葉に順じて、あくまで酪農家さん達がいつでも暖かくおもてなししてくれる場所なんです。

営業時間内であればいつでも気軽に立ち寄れるので、是非気軽に入場して園内をぷらぷらと散歩して、動物や自然を眺めているだけでも癒されますよ。

餌やりや乗馬、釣り堀やパターゴルフまで、南ヶ丘牧場はアクティビティが豊富

ただ園内を散策するだけでも楽しい南ヶ丘牧場ですが、実はこれでもかとアクティビティが多数用意されています。

牧場と言えば餌やり体験ですが、こちらはヤギやヒツジの放たれた柵内に入場し、非常に身近に触れ合うことが出来ます。

餌を持って入場するだけですぐに沢山のヤギ・ヒツジに囲まれるので、思う存分撫でられますよ。

また、馬の背中から那須連山を眺める乗馬体験も人気です。

小さなお子様にはより穏やかな乗ロバのコースも用意されていますが、こちらはロバを引くのもこちらへ任せてもらえるので、親子で楽しむことが出来ますよ。

手ぶらで参加出来て、釣った魚をその場で塩焼きにして食べられるニジマス釣りも特に家族連れに人気です。

暖かい季節にはつかみどりも開催されていて、網やサンダルも貸してくれるので小さなお子様も安心して楽しめますよ。



私が個人的に好きで毎回挑戦するのがアーチェリーです。

1回12本の矢を購入し、そのうち1本でも的の赤丸に当たれば園内で引き換えられるソフトクリーム券がもらえます。(私の挑戦では今のところ勝率は50%程)

女性や子供用に距離の短い的も用意されているので、カップルにもおすすめですよ。

他にもハーネスをつけたウサギとお散歩できるうさんぽ広場や、木陰に18ホールが用意されたパターゴルフなど、幅広い年齢層が楽しめるよう工夫されています。

入場は無料なので気軽に散策して気になるアクティビティに参加してみては?

【アクティビティ一覧(2019/06/06現在)】

  • 動物ふれあい広場(入場:200円,動物のえさ:100円)
  • 乗馬(一人乗り:750円,二人乗り:1290円)
  • うさんぽ広場(15分:500円)
  • 乗ロバ(一人:750円)※体重制限40kgまで
  • つり堀(竿えさ代:220円,塩焼き一匹:540円)
  • パターゴルフ(一人:680円)
  • アーチェリー(矢12本:680円)
  • 憩いの小道(無料)

ジンギスカンやピロシキも人気! 濃厚ミルクのソフトクリームは絶品!

(出典:南ヶ丘牧場公式HP https://www.minamigaoka.co.jp/about/

南ヶ丘牧場では食事も楽しむことが出来ます。

園内お食事処の「庄屋」では、白川郷の風情ある家屋と丸太のイス・テーブルで、自社牛肉を使用したジューシーなハンバーグが楽しめます。

他にもステーキやビーフカレーなどの牛肉料理がおススメです。



また、夏季の11時~15時限定でオープンしている「サンガ」では、屋外席でジンギスカンを楽しむことが出来ます。

こちらの人気はなんといってもヘルシーで柔らかなラムジンギスカンですが、ラムが苦手な方は那須豚を使用した鉄板焼きセットも用意されていますよ。

(出典:南ヶ丘牧場公式HP https://www.minamigaoka.co.jp/food/



もっと軽い食事がしたいという方は、甘味や軽食が楽しめる「ミルク茶屋」へ行ってみては?

牧場らしい濃厚な牛乳の味が感じられるバニラソフトクリームは1日に5,000個を売り上げたこともある人気商品です。

小腹がすいたという方には創業者が満州開拓時代に現地の味を再現したというピロシキ(商品名は「ペロシキ」)もおすすめです。

南ヶ丘牧場のお土産はミルクジャムがおすすめ

(出典:南ヶ丘牧場公式HP https://www.minamigaoka.co.jp/shopping/

南ヶ丘牧場内のショップ「牧場売店」には、食べ物から雑貨まで数多くのお土産が取り揃えられています。

中でもやっぱりおすすめなのが乳製品。

那須高原南ヶ丘牧場の顔ともいえる「ガーンジィ牛」の牛乳(ゴールデンミルク)や、それを使用したチーズやヨーグルトなどの乳製品は、那須の牧場ならではのお土産です。

特に人気が高いのがガーンジィ牛ゴールデンミルクの甘みと美味しさをぎゅっと濃縮した「ミルクジャム」、パンに塗るだけでなくフルーツに掛けたりコーヒーに入れても相性抜群ですよ。

ミルクジャムはお土産にすると非常に喜ばれるので、私も毎回購入して帰ります。

他にもとろとろのチーズを瓶に詰めた「ぬるチーズ」も、トーストやクラッカーはもちろん、サラダなどにも使えて非常に便利ですよ。

【まとめ】南ヶ丘牧場は、遊ぶ・食べる・買うが全部楽しめる

今回は南ヶ丘牧場の魅力をお伝えさせて頂きましたがいかがだったでしょうか。

入場無料&年中無休で、いつ行っても気ままにのんびりさせてくれる南ヶ丘牧場は、動物との触れ合いが初めてのお子様にも、牧場の美味しいものが食べたい家族連れにも、アクティビティを楽しみたいカップルにもぴったりです。

那須高原を旅行する際には是非一度訪れてみてくださいね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

【那須高原南ヶ丘牧場info】

  • 年中無休
  • 入場無料
  • 駐車料無料(収容量:約400台)
  • 営業時間:8時~17時30分(季節・天候により変動あり)
  • 住所:栃木県那須郡那須町湯本579
  • 電話番号:0287-76-2150
  • (公式HP  https://www.minamigaoka.co.jp/

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