こんにちは、うりちきです。
今回は入院準備の補足情報の最後として、「個人的に持っていって良かった物」について紹介しておきましょう。
あくまで個人の見解となりますが、参考となれば幸いです。
おすすめ持ち物リストと、各持ち物の詳細な解説(陣痛バッグ・入院バッグ)については過去記事をどうぞ
また前回記事(山王バースセンターから指示された入院持ち物一覧)は下記よりどうぞ
個人的に持っていって良かったもの
蒸気でホットアイマスク
仮眠のお供。今回の最優秀選手と言っても過言ではありません。もし次回があれば必ず持っていきます。
特に自然分娩より長丁場となりやすい無痛分娩では、1時間ごとの内診の合間に仮眠を取ることが重要です。
ちなみに私の場合、分娩台で26時間以上過ごしました。(→出産レポート3・4参照)
少しでも寝ないと本当に身体がもたないです。
しかし分娩室は手術室みたいに明るく機材も多く、大抵の人は落ち着かないと思います。分娩台は硬いですし…人の出入りも結構ありますし……
その際、入眠を助けてくれたのが「アイマスク」です! これがなかったら眠れてなかったと思うので、個人的MVPとしました。
今回のような緊急入院ではなく予定通りの入院であれば、LDR室が使えて少し違ったのかもしれませんね。
私はめぐりズムの「蒸気でホットアイマスク」を持っていきました。
こちらのアイマスクは、蒸気はすぐに出なくなりますが、使い捨てなので雑に扱えてとても便利です。
箱で買って何枚か陣痛バッグに、残りは入院バッグの方に入れておくと入院中毎晩使えて少し幸せです。
山王バースセンターの嬉しいポイント!
入院中は基本的に夜間母子別室なので、産前〜産後の半年で一番よく眠れる貴重な数日となりますよ!痛みやマイナートラブルもありますが、思う存分寝ましょう!
蒸気の温熱シート
後陣痛対策に!
めぐりズムの回し者のようになっていますが、こちらはお腹や腰を温めるのに結構便利でした。
分娩中は基本麻酔が効いているので、役立ったのはむしろ入院中、主に後陣痛対策です。
お腹を温めると少し痛みが緩和したので、私は起床時と就寝時に新しいものに貼り替えていました。
『肌に直接貼るタイプ』と『衣服に貼るタイプ』がありますが、帝王切開の可能性を鑑みても後者がおすすめです。
おしりセレブWET
会陰切開後のトイレ対策に!
いわゆる『大人用おしりふき』です。下記のネピアのものは、そのままトイレに流せて非常に便利。
産後、特に会陰切開をした方は、トイレが軽く恐怖です。患部は非常に腫れます。染みます。トイレットペーパーが痛いです。
ウォシュレットは(弱くすれば)意外と平気だったので、用を足した後は水で洗い流して、こちらで水気を軽く押し拭くようにするのが一番楽でした。
最低一晩我慢できるなら入院バッグでも良いですが、会陰切開の傷は当日が一番痛むので、可能であれば陣痛バッグ内が推奨です。1パックもあれば足りるでしょう。
ペットボトルストロー
もはやお産の必須品
100均で色々なタイプが売っています。
分娩中は(無痛分娩であっても)あまり身を起こせないので、寝たままで水が飲めるこちらが非常に便利です。
衛生のために2,3個持っていったり、付け替えのストローを余分に持っていくのが吉でしょう。
一点、たまにこのストローがつけられないペットボトルがあります。(サントリーの天然水など、キャップが透明で浅いタイプに多いようです。メジャーな商品でも意外とあるので注意)
取り付け可能かどうか、事前に必ずチェックしておくことをおすすめします。
(番外編)お水
重たいですが、可能な限り持って行ってください
分娩中はとにかく喉が渇きます。私のようにお産が長引いたり、子宮口を柔らかくする注射(副作用で喉が渇く)を打たれたりすると、誇張抜きでひっきりなしに水が飲みたくなります。
そのため、500mlペットボトルを可能な限り陣痛バッグに入れておいてください。
無痛分娩の場合は糖分が取れないので、ポカリスエット等は産後まで日の目を見れません。陣痛バッグからは抜いて、その分を水にしてください。
ちなみに私は陣痛バッグの分は早々に飲み切ってしまい、個室に置いてある入院バッグの中から助産師さんに持ってきてもらいました。
確か合計6本位入れていたはずなのですが、丸2日の分娩でほぼ飲み切り、入院中のお水は院内の自動販売機で購入しました。
バッグやキャリーが重くなるので本当は嫌なのですが、可能な限り入れておくと本当に助かります。
※陣痛バッグは、緊急時に自分1人で持ち運ばなくてはならないこともあるので、必ず無理のない重さにしておいてください。
またこれは友人から聞いた話ではありますが、分娩中にどうしても足りなくなった場合は、助産師さんにお願いして買ってきてもらう、という手もあるそうです。
宜しければ最終手段として頭の片隅においておいてください。(私は性格上絶対頼めませんでしたが…)
参考までに、私は下記のお水を持って行きました。
『単価が安い & 四角いので荷物に詰めやすい & ボトルが硬くて潰れにくい』ので良かったです。
特に最近多い『柔らかくて潰しやすいペットボトル』は、横になったままストローキャップでは飲みにくいので避けたほうが無難だと思います。
おわりに
今回は、分娩・入院にあたって『個人的に持っていって良かった物』についてご紹介しました。
特にアイマスクと温熱シートは、無いと詰む、という物ではありませんが、さほどかさばらないので良ければバッグに忍ばせていってみてください。
問題はお水ですね。他の方の経験談などを見ていると「1〜2本で事足りた」という方も結構いらっしゃるようですが……仮に私並みに時間がかかった場合、2本では絶対無理だと思います。
『陣痛バッグに2〜3本+入院バッグに可能なだけ』を入れておき、万一入院バッグが分娩に間に合わない場合は助産師さんにお願いする、というくらいが良い気がします。
繰り返しになりますが、無痛分娩の方は陣痛バッグにポカリやウィダーは入れないで! 山王バースセンターの場合、麻酔中に糖分は一切摂れません! その分お水にしてください!
さて、今回で入院準備の補足情報も最後の予定となります。
次回以降ですが、無痛分娩費用や入院中の過ごし方などについて書いていこうと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました。